総裁が党の正式な改憲草案を潰すというクーデターの狂騒・・・

永田町の裏を読む


【転載開始】


■総裁が党の正式な改憲草案を潰すというクーデターの狂騒

 2018年8月23日


 9月の自民党総裁選に向けて、安倍晋三首相

が改憲を争点にしたいと表明し、それに対抗馬

の石破茂元幹事長は慎重な姿勢を示している。

一見すると、安倍が強気の攻勢に出て、

石破が受け身に回っているかのように見えるが、

実は逆だ、とベテラン与党議員が次のように解説

する。


 「本来、争点でないものを争点であるかに仕立て

て、勝ったフリをするというのは安倍の常套手段で、

これもそのひとつ。安倍の案は、周知のように、

第9条に自衛隊の存在を明記する第3項を付け加え

るというもので、これを安倍は昨年5月に私案として

一方的に発表し、後に自民党の改憲推進本部に

文書としてまとめさせたものの、党としての機関決定

に持ち込んではいない。それに対して、石破は戦力

不保持と交戦権放棄を謳った第2項を削除する案

だが、これは野党時代の2012年に同党が決定し

発表した改憲草案に沿った主張。それを安倍の取り

巻き連中が『どちらを党の方針とするか、決着を

つける』などと言い回っているのは、筋がネジレている。

総裁が私案を掲げて党の正式の草案を潰そうという

話で、手続き的にデタラメな一種のクーデターという

ことになる」


 本来なら、まずじっくりと党議を深めて、

12年草案を取り下げるなり、大幅修正を加えるなり

して、全党打って一丸、公明党の理解も取り付けた

上で、改憲運動に突き進むということでなければ

おかしい。

それを、党の草案をまるで石破の私案であるかに

言って架空の争点を仕立てて勝ったフリをしようと

いうのは余りに姑息で、国会と国民をバカにする

ことである。


 「こんなやり方になるのは、安倍が焦っている証拠。

実を言うと、彼には内閣の最長不倒記録を達成して、

20年五輪に総理として列席するという以外にもう

目標がない。改憲は確かに宿願ではあるが、仮に

秋の臨時国会で審議が始まっても、発議は早くて

来春の通常国会。ところが来年は改元の年で春から

秋まで大事な行事がいろいろあるし、国民もいま

すぐに改憲しなくては困るなどと誰も思っていない。

改憲を押し通すことなど、実際には不可能だと、

安倍も自分で分かっているはずだ」とベテラン議員

は言う。


 何とも迷惑千万な安倍の疑似改憲騒動である。


【転載終了】

************************


 読売新聞OBの大谷昭宏氏が、

「バカが権力を握っている」と報道し、

国民に知らせるべきだと言いました。


 昔から、「気〇に刃物」とはよく言った

もので、狂ってるとしか思えませんね。


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

0コメント

  • 1000 / 1000