安倍晋三は母親の愛に飢えたマザコン!?石破茂は厳しい家庭。
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■安倍晋三は母親の愛に飢えたマザコン…
石破茂は厳しい家庭
2018年8月25日
【対談】
政治評論家・野上忠興×ジャーナリスト・鈴木哲夫
野上
安倍の母、「ゴッドマザー」と呼ばれる洋子は、
周知の通り、岸信介元首相の長女です。
安倍にとって兄である長男・寛信は安倍家の
跡取り。岸にとっても初孫だから、祖父と父・
晋太郎の2人は長男を溺愛しました。次男の
安倍にとって、これはルサンチマンになっていく。
兄は両親の愛情をいっぱい受けているのに、
それに対して自分は何なんだ、と。そのうえ、
両親とも選挙区の山口へ行ってばかりで、東京
の自宅にはいない。安倍はかつてインタビュー
でこう言っていました。
<やっぱり普通の家庭への憧れはあった。
人の家に遊びに行って友達が両親なんかと
楽しそうに話していたり、父親と何か楽しそう
にやり合っていたりするのを見ると、「ああ、
いいな」と思ったものだ。それに引き換えうち
の家には父は全然いないし、母も選挙区へ
帰ることが多かった。だから父がたまに家に
いたりすると、何かギクシャクした感じがした
ほどだった>
鈴木
石破は両親が比較的年を取ってからの
子供で、父・二朗が48歳の時に生まれま
した。姉が2人いますが、10歳以上離れ
ているので、実質、一人っ子のようなもの
です。でもだからといって、べたべた可愛
がられたわけではなく、母の和子自身も
知事の娘だったことから、石破に対する
躾はとても厳しかったそうです。小学校
低学年の頃、鳥取県知事だった父を訪ね
て知事公舎にやってきた人に対して、石破
が何かぞんざいな口の利き方をした。
すると母は「出て行けー」と激怒して、石破
を家の外に放り出し、一晩入れてくれな
かったそうです。
野上
安倍がいつも一緒なのは養育係のウメ。
躾から何から全部任されていた。安倍は
母親の愛情に飢えていました。
鈴木
(安倍は)マザコンですか?
野上
まあ、そうですね。だから、安倍家を知る人
たちは、安倍が岸を持ち上げるのも、祖父を
褒めれば母親が喜んでくれるだろうという子供
ながらの心理があったんじゃないか、と言うん
です。それがいまだにある。それから弟の存在。
4歳の時に弟の信夫が生まれるのですが、すぐ
に病院から岸家に引き取られた。安倍は「お母
さん、おかしいじゃないか」と反抗するわけです。
やっと弟ができたと思ったら、養子に行ってしまっ
た。大叔父である佐藤栄作が、晋太郎に「本当に
(信夫を)渡していいんだな」と念押しする会議
まで行われた。病院からそのまま養子に出して
しまうなんて、我々のような一般家庭では到底、
分からない世界です。
鈴木
私は石破は「父性の男」だと思うんです。母親
に甘えたりというのがなく、マザコンにはならない。
厳しい母親を受け入れたのも父性の人だからかな
という気もします。安倍に比べたら石破の家庭は
恵まれていますね。何不自由ないし、いびつな
家族関係があるわけでもない。そういう意味では、
石破の方が普通に育ったのかなと思います。
(つづく・敬称略)
▽野上忠興
1940年東京生まれ。64年早大政経学部卒。
共同通信社で72年より政治部、自民党福田派・
安倍派(清和政策研究会)の番記者を長く務めた。
自民党キャップ、政治部次長、整理部長、静岡
支局長などを歴任後、2000年に退職。安倍
晋三首相のウォッチャーでもあり、15年11月
発売の著書「安倍晋三 沈黙の仮面 その血脈
と生い立ちの秘密」(小学館)が話題。他に
「気骨 安倍晋三のDNA」(講談社)など。
▽鈴木哲夫
1958年福岡県生まれ。早大卒。テレビ西日本
報道部、フジテレビ政治部、日本BS放送報道
局長などを経て13年からフリーに。25年にわたる
永田町の取材活動で与野党問わず広い人脈を
持つ。著書に「政党が操る選挙報道」(集英社新書)、
「安倍政権のメディア支配」(イースト新書)など多数。
またテレビ・ラジオでコメンテーターとしても活躍。
【転載終了】
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個人的には、安倍首相は、母親に祖父(岸信介)
崇拝の洗脳をされたのではないかという気がして
いたのですが、コンプレックスが今の安倍氏の
人間性を形成していたのですかね?
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