ガザ紛争“イラン参戦”なら全方位値上げラッシュ不可避・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■ガザ紛争“イラン参戦”なら全方位値上げ
ラッシュ不可避・・・
日本国民を襲う限界超えの節約生活
公開日:2023/10/17
参戦はあるのか──。
イスラム組織ハマスとイスラエルの戦闘を
巡って動向が注目されるイラン。
米ニュースサイト「アクシオス」によると、
イランのアブドラヒアン外相は14日、
レバノンで国連の中東担当者と会談し、
「イスラエルがガザへの地上攻撃を実行に
移せば、イランは対応(respond)せざる
を得ない」と介入をにおわせた。
イランが表立って介入すると、原油価格
が急騰する恐れがある。
「欧米各国は対イラン制裁を強化せざる
を得ないでしょう。イランはホルムズ海峡
の封鎖をチラつかせながら、対抗するはず
です。夏場以降、産油国の減産方針が相次
ぎ、原油相場は上昇傾向でした。ガザの
戦闘が起き、原油価格は1バレル=82ドル
から87ドルへと上昇しましたが、イランが
介入すれば、さらに緊張が高まり、100ド
ル突破も現実味を帯びます」(市場関係者)
■ホルムズ海峡不安定で原油100ドル突破
も
ホルムズ海峡は世界で海上輸送される
原油の3~4割、日本の輸入原油の9割が
通過する。
日本経済への影響は絶大だ。
1ドル=150円付近の円安に加え、原油が
100ドルを超えれば、暮らしはどうなるの
か。
「政府の電気・ガスの補助金が延長され
ても、光熱費は足元よりアップします。
食品、日用品、包装費、輸送費、建築資材
などあらゆる製品のコストが上昇し、企業
は値上げラッシュを加速させることになる
でしょう」
(経済ジャーナリスト・井上学氏)
■食費で月3700円の節約の衝撃
帝国データバンクは、食品値上げのデー
タ(4月以降実施の約2万2000品目)と、
1世帯あたりの実際の食費の支出額
(4~7月)を比較した。
値上げにより本来見込まれた増加額と
比べ、支出額は月約3700円少なく、
「節約」により、圧縮された可能性がある
と指摘している。
「生きるために必要不可欠な食費で月
3700円の節約とは驚きです。国民は支出
を大幅に切り詰めて、値上げラッシュに
対応せざるを得なかったのでしょう。イ
ラン介入でガザ紛争が長期化すれば、
一時的なインフレで済まない可能性があ
ります。もう一段、二段の節約を強いら
れてもおかしくありません」
(井上学氏)
イスラエルが本格的な地上戦に踏み切り、
イランが“参戦”すれば、日本国民の懐にも
大きな打撃となりそうだ。
【転載終了】
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宗教は厄介ですね。
相まみえることがないですから。
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