LGBT差別の小川榮太郎が自身への批判を「組織的」・・・

 LITERA 


 【転載開始】 

■LGBT差別の小川榮太郎が自身への批判を

  「組織的」「司令塔なしに不可能」と

  陰謀論を展開! AbemaTVでも差別連発

 ※長文ですが、全文掲載。


  “LGBTは生産性がない”の自民党・

 杉田水脈衆院議員を徹底擁護する

 特集で大批判を浴び、とうとう休刊

が発表された月刊誌 「新潮45」(新潮社)。

周知の通り、なかでも下劣だったのが 

安倍応援団の自称文芸評論家・ 小川榮太郎氏

の文章だが、

その“「新潮45」を終わらせた男”である

 小川氏が、いま、ワケのわからない 

陰謀論をまくしたてているのをご存知 だ

ろうか。


  小川氏は23日、Facebookにこんな 投稿を

した。


  〈【新潮スキャンダル】私の親友に洗脳、 

プロパガンダの専門家がいる。彼が電話 

をかけてきて、今回の件は明らかに変だぜ、

と言う。新潮45が出た途端に加速する 私へ

の誹謗中傷のツィートが余りにも組織 的だ。

司令塔なしに不可能なレベルだとこの専門家

は指摘する。 さらに、テレビ、動画媒体から

は徹底的に 敬遠されてきた私が出版初日に

ネット番組 とは言えテレビ朝日系の番組出演

依頼を 受けたのも奇妙だと彼は言う。

  なるほど、出演依頼を受けた時、珍しい 

こともあるものだと思った記憶がある。〉


  ようするに小川サンは 

「洗脳、プロパガンダの専門家の親友なる

人物の口を借りて、自分に対する批判は 

トップダウンの組織的な仕業だと言いたい 

らしい。 

うーん、あまりに雑な陰謀論。 

この時点でまともな知性の持ち主なら相手 

にするのも馬鹿らしいと思うだろう。


  第一、小川氏の「司令塔がいる」なる

陰謀論とは別のごくシンプルな説明がある。 

それは、この自称文芸評論家の文章が、 

誰がどう見ても明らかな誤謬と偏見に満ち

おり、その自己陶酔的な文体で隠そう

ともしない悪意に、大勢の人が拒絶反応を

示した。 

だからこそ、歴史ある「新潮45」が休刊に 

なるほどの大きな批判が巻き起こったのだ。 

そうとしか言いようがない。


  にもかかわらず、意味不明な被害者ヅラ 

をして、何者かの企みによって批判されたか 

のように吹聴するその神経……。 

だいたい、安倍晋三のヨイショ本や政権擁護

を多数手がけてきた小川サンの「親友」が

「プロパガンダの専門家」って、ちょっと

これ、自虐的ジョークか何かと 思ってしまう

ではないか。


  ちなみに〈テレビ朝日系の番組出演依頼〉 

というのは、19日放送の『AbemaPrime』

(AbemaTV)を指すのだが、この自称文芸

評論家は、番組に対しても 

〈番組を見た方は、これが私という「メイン 

ゲスト」を尊重する構成員を集めたもの だった

か、最低限の公平性を担保したもの だったか、

私から申し上げずともお分かり だろう〉

(23日Facebook)などと書いている。


  もう一度言う。 

どうしてこのような被害者ヅラができるのか。


  念のため、本サイトも『AbemaPrime』を

あらためて視聴してみたが、小川サンは 討論

のなかで他の出演者からフクロ叩き にされた

のかと思いきや、そんなことはなく、むしろ

「新潮45」以上に言いたい放題。

 “ネトウヨアナウンサー”として有名なMCの

 小松靖アナウンサーからたびたびフォロー 

されながら、元気よくこんな暴論をまくし

 立てていた。


  「パンツくらいはいとけ!! 性的なことって 

いうのはね、社会で議論すべきことじゃ ないん

です」 

「社会でね、性的な問題をギャーギャー ギャー

ギャー議論するということ自体が、まったく

人間として基本ナンセンス」 

「性的シコウ、よく日本語で志の『志向』か 

好み『嗜好』かって言いますけど、 それは

言葉遊びです」

 「LGBTってここにいろいろ、オスとメス

しか ないって私、生物学者じゃないんでね、 

いやオスとメスの間に『オスメ』ってのが 

いるよって言われても困るんだよね。 そんな

専門家じゃないんだから」 

「私を呼ぶんだったら、私の文章を2度くらい 

通して読んどいてほしいんだけれども、

そのなかで、たとえば同性愛は知的にも美的

にも優れた感性の持ち主が多いと。

 オスカー・ワイルド、アンドレ・ジイド、

マン、 ホロヴィッツ、カラヤンと人気を

二分した レナード・バーンスタイン、みんな

これホモ だよ」


  私は専門家じゃないと言って開き直り、

正しくは「性的指向」であるにも関わらず、

あくまで「同性愛は性的嗜好」だと強弁 

しながら「言葉遊び」とごまかして、

「社会で議論することがナンセンス」など 

と議論を放棄し、ましてや同性愛者 侮蔑する

差別的表現である「ホモ」という 言葉を平然と

口にする小川氏。 

これが自らの言葉に責任を持ち、社会にその

強度を問うことで飯を食って いる人間の態度

だろうか。


  だから、本サイトは小川サンを 

「自称文芸評論家」と呼ばざるをえないのだ。  


■「休刊は尋常でない圧力を想定しない限り

  説明がつかない」と被害者ヅラ


  一応、ひとつだけ補足しておくと、小川氏

が いう「オスカー・ワイルド、(略)、

これみんな ホモだよ」についてだが、

「新潮45」でも 

〈ましてやレズ、ゲイに至っては!/全くの 

性的嗜好ではないか〉

としたうえで

 〈同性愛は知的にも美的にも優れた感性の 

持ち主に多い〉 

と書いている。 

これ自体、人の個性を性的指向で定型化し、 

偏見を助長する表現だが、さらに文章は

こう 続く。


  〈ワイルドは投獄されたが、ここに挙げた

それ以外の大芸術家たちは歓楽も名誉も極めた。

同性愛に厳しく対処してきたキリスト 教社会

でさえ二十世紀後半、既にそうなって いたので

ある。

  何を今更騒ぎ立てるのか。  社会的な後ろ

めたさを全て除去したいと でもいうのか。〉

 

 あまりにレベルの低い破綻したロジックだ。 

当たり前だが、ワイルドやジッド、マンらは

 “同性愛者”という性的指向によって

「名誉を極めた」のではなく、 その作品や

文学性が評価されたのである。 

小川氏のやっていることはスリカエとしか 

言いようがなく、ここから読み取れるのは、

ゲイであるワイルドらを賞賛するふりをしな 

がら、LGBTに対する社会的抑圧

の存在を 矮小化したうえで、当事者に我慢を

強要しているということだ。 それも

〈人間ならパンツを穿いておけよ〉(「新潮45」)

なる極めて侮蔑的な表現に よって。


  いずれにしても、小川氏は番組中、常に

意気揚々としており、いま、Facebookで 

わめいている 

〈私という「メインゲスト」を尊重する

構成員 を集めたものだったか、最低限の

公平性 を担保したものだったか、私から

申し上げ ずともお分かりだろう〉 

なる話は被害妄想としか言いようがない。


  ところが、である。

小川氏の妄想は Facebookで終わることなく、

28日にはオピニオンサイト「iRONNA」に 

「私を非難した新潮社とリベラル諸氏へ」と 

題した手記を寄稿。

 〈新潮社の月刊誌『新潮45』の休刊は、 尋常

ではない圧力を想定しない限り 説明がつかない〉

 との書き出しで、陰謀論を恥ずかしげも なく

表沙汰にしてしまった。


  〈早急に必要なのは、この事実上廃刊に 至る

新潮社の不可解な動きの裏で、社内 外で連携

した何らかの組織動員的な圧力、スキャンダル

圧力などが新潮社執行部に かけられていなかった

どうかの真相究明だ。〉 (「iRONNA」)


  いや、だから、「何らかの組織動員的な圧力」

とか

「スキャンダル圧力」って何なのか。

 自分が書いた原稿が多くの批判を受けた 状況に

被害者ヅラで首をかしげ、 そこに巨大な謀略が

あると思い込み、 根拠もなく“ハメられた”と騒ぐ。 

こういうのを陰謀論というのだ。 


 ■自らのLGBTヘイト論文が休刊の原因のひとつ

  なのに棚上げ


  まずは現実を受け止めてほしい。 

小川サンは 

〈社長声明が発行3日目というのはいくら 

何でも早すぎる。自然発生的対処と考える 

方が無理ではないか〉(「iRONNA」) 

と書く。 

まあ、たしかになんの反省も検証もない 

ままの社長声明や休刊は拙速であること 

は否めないし、「新潮45」は赤字続きで、

上層部はいつ切ろうかと考えていたとは

 思うが、そのトリガーのひとつは、まぎれ

もなく、小川サンの醜悪な文章なのである。


  なお、「iRONNA」のほうではその後、

小川氏の文章を批判した文筆家たち のツイート

を引用して、あーだこーだ と書き散らして

いるのだが、 小川サンは最後に

 〈それにしても、なぜここまで事は急激 に

運ばれたのか。拙文が普及してから では廃刊

クーデターが展開しにくくなる からではないか〉 

としてこう締めくくっている。


  〈健全な民主社会を維持する根本は、 言論が

①ファクトに基づくこと、②言論 のプラット

フォームであるマスコミや 出版社は、公平な

媒体であることに 徹し、自由な空間を死守する

ことで ある。ところが、この自由社会の基幹 

というべき2点が数年、日本ではなし 崩しに

突き崩されつつある。  あの森友・加計学園

問題を報じた 朝日新聞による倒閣運動を日本社会 

は放置した。保守政権叩きでさえあれば、ファクト

など今の日本の大手メディアは もはやどうでも

いいとの不文律が、 これで出来てしまったと

言える。

  その上、今回の『新潮45』休刊での 不可解な

動きだ。朝日新聞と新潮社の 「あまりに常識を

逸脱した」行動で、日本 社会はファクトも

オピニオンの公平な 提供も、全く責務として

引き受けようと しない大手メディアによって、

完全に 覆われることになった。

  日本は平成30年9月25日をもって、

「言論ファッショ社会」に突入したという 事に

ならぬかどうか──。実に厳しい 局面に日本の

自由は立たされている。〉


  いやいや、何を言う。 

「ファクトなどどうでもいい」というのは 

まさに小川サンのことではあるまいか。 


 ■まっとうな批判に対して「言論ファッショ」などと

  言うトンチンカン


  小川氏といえば昨年、『徹底検証「森友・ 

加計事件」 朝日新聞による戦後最大級 の

報道犯罪』(飛鳥新社)

という本で、 “森友・加計学園問題は朝日と

NHKが 共犯のうえで「創作」した”なる

陰謀論的 分析を開陳。 

あまつさえ、自民党から同書を5000部ほど 

購入してもらっていたのだが、その内容は

 〈今回は朝日新聞が明確に司令塔の役割 を

演じ、全てを手の内に入れながら、確信 を

もって誤報、虚報の山を築き続けてゆく〉 

などと根拠なく書き立てる荒唐無稽な 

シロモノで、あの腰砕けで知られる朝日新聞 

ですら提訴するレベルだった。


  あと、小川サンは、自分への批判のせいで 

「言論ファッショ社会」が到来したみたいな 

ことをおっしゃるが、少なくとも、事務局長 

を務めた「放送法遵守を求める視聴者の会」 

で政府に批判的なマスコミ報道に対する 

圧力運動を展開した小川氏には、そのように 

格好つける資格などあるまい。


  小川氏だけの話でもない。

 昨今では、差別言説に対して抗議したり、 

それを批判する言論を投じただけで、 

「左翼の言論弾圧が始まった!」などと 

のたまう輩が散見される。 

この種の難癖が往々にして陰謀論とセットで 

あることは、小川氏の例をみればおわかり 

だろう。


  しかし、繰り返しになるが、今回の 

「新潮45の休刊の直接的原因は、杉田水脈氏 

や小川サンの論文のような、LGBTヘの差別 

を助長する悪辣なシロモノを掲載した新潮社 

の責任問題に他ならない。 

もちろん、検証もないまま休刊すれば全てが 

終わるのかという論点はあるが、ひとつの 

社会的な対応とは言えるだろう。


  いずれにしても、杉田氏や小川氏の「言論」

 に対する大きな批判がなければ、 起こり得な

かったことだ。 

小川氏に「言論のプラットフォーム」のひとつ 

を潰した自覚があるなら、まずは己を省み、

 悔やむことだ。 

それとも、小川氏は自分が書き落としたモノ 

への批判はすべて「言論弾圧」だとでも言う 

のだろうか。 

であれば、あなたはやはり評論家を名乗る

 べきではない。 

 (編集部) 


 【転載終了】 

 *********************


  常識の持ち合わせのある人なら、 

大体の人が批判するでしょうね。


  このアベ友の発言などを見ていると、

 安倍一強による「虎の威を借る」連中と 

いう感じです。


 そして、安倍晋三氏を持ち上げていれば、

本も売れるし、TVも出してくれるという

ことでしょう。


  また、絶妙なタイミングで、

エリザベス女王 の親戚、

アイバー・マウントバッテン卿(55) が

9月24日、同性と結婚したことをInstagram 

で公表しました。


  さあ、杉田水脈氏と小川榮太郎氏に 

「生産性のない結婚」と批判していただ き

ましょう。


  多分、イギリスから政府を通して、 

抗議が来るでしょうが? 


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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