安倍首相が「官房機密費あるから、いくらでも出す」・・・
RITERA
【転載開始】
■安倍首相が「官房機密費あるから、いくら
でも出す」・・・
馳浩の五輪招致買収工作発言で改めて注目
される「官房機密費」の不正な使われ方
2023.11.19
汚職事件で多数の逮捕者を出すなど
「負のレガシー」を遺した2021年の東京
五輪大会。
しかも、ここにきて、自民党の
東京五輪招致推進本部長を務めた
馳浩・石川県知事から、とんでもない証言
が飛び出した。
馳知事は17日、都内で開かれた会合で
講演をおこなったのだが、その際、
東京五輪の招致活動時に安倍晋三・元首相
から「必ず勝ち取れ。カネはいくらでも出
す。官房機密費もあるから」と告げられた
と発言したのだ。
さらに、安倍首相から檄を飛ばされた
馳氏は、国際オリンピック委員会(IOC)
の委員たちの選手時代などの写真をまと
めた1冊20万円もの豪華アルバムを、
100人あまりいた委員の全員分を作成。
馳氏は「それを持って世界中を歩き回った」
と述べたのだ。
この発言が報じられると、馳知事は
「誤解を生じかねない」「事実誤認がある」
などとして発言を「全面的に撤回」したが、
自分でこれだけ具体的に発言しておいて、
いまさら「事実誤認」なんてありえないだ
ろう。
しかも、馳知事といえば、東京五輪組織
委員会の前会長である森喜朗・元首相が
政界入りを口説きプロレスラーから転身
させた“秘蔵っ子”であり、馳氏が本部長と
なった自民党の招致推進本部も安倍首相
直属の組織として設けられたもの。
つまり、馳氏は森と安倍が主導した五輪
招致の実行部隊長という役割であり、
IOC委員への買収工作を担ってきた可能性
はきわめて高い。
しかし、この発言で注目すべきは、
馳氏がIOCの倫理規定に反するような不正
をおこなっていたというだけではない。
最大の問題は、この賄賂工作に安倍首相が
「官房機密費を使うよう指示していた」
ことを、証言したことだ。
官房機密費は官房長官の裁量で機動的に
使える予算で、国庫から引き出される金で
ありながら、その多くが領収書不要、
支払い先を明かす必要もなしという
「ヤミ金」「究極のブラックボックス」と
いうべき状態にあるもの。
当然、国民の税金が適正な支出であるか
どうかもわからない不透明なかたちで使用
されていることに対しては批判の声が
あがってきた。
とくに、安倍政権時代は安倍元首相や
菅官房長官が、官房機密費を国家の利益の
ためなどではなく、自分の政治的工作の
ために湯水のように使っているという疑惑
が指摘されてきたが、今回の馳氏の発言で、
それが事実であることが裏付けられた、
と言ってもいいだろう。
<以下省略>
【転載終了】
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歴代内閣は、洩れなく官房機密費を
違法使用してきているのでは?
この官房機密費は、国外の情報取得に
使われるものですよね。
それ以外に使うのは違法だと思います。
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