橋下徹の「政治と金」めぐる“維新アゲ”発言の「デマ」に抗議殺到・・・
RITERA
【転載開始】
■橋下徹の「政治と金」めぐる“維新アゲ”発言の
「デマ」に抗議殺到、『めざまし8』が謝罪!
語られなかった維新の金まみれ実態
2023.11.30
東京地検特捜部が捜査を進めている自民党の
5派閥によるパーティー収入の過少申告をはじめ、
関心が高まっている「政治とカネ」問題。
そんななか、橋下徹氏が「政治とカネ」問題に
かんしてテレビで「デマ」を飛ばし、
アナウンサーが謝罪する事態となった。
デマ発言があったのは、11月27日放送の
『めざまし8』(フジテレビ)。
番組では岸田文雄首相が2021年に日本医師連盟
から1400万円の献金を受けていたことを取り
上げたのだが、その際、コメンテーターの橋下氏
は、政党交付金があるにもかわわらず政治家が
企業・団体から献金を受け取っている実態に
ついて批判。
つづけて、こう発言したのだ。
「ただ、これね、野党は追及、なかなかやりに
くいんです。というのは、野党も企業・団体献金
もらってるからなんです」
「日本維新の会は企業・団体献金を禁止するとい
うのをやっているので・・・だから、質問できる
んですね」
「ただ、パーティ券は買ってもらってるはずなの
で、そこを突かれると維新も・・・。だから、
企業・団体から一切お金をもらってませんという
野党はないんです」
橋下氏は「企業・団体から一切お金をもらって
いない野党はない」と断言したのだが、これは
大嘘。
日本共産党は政党交付金を受け取っていないだけ
ではなく、企業・団体献金を禁じ、政治資金
パーティも開いていない。
こんなことは元政治家、国政政党の元党首で
あれば必ず知っているはずだ。
当然、このデマ発言には抗議が殺到。
翌28日の放送で小室瑛莉子アナウンサーが
「昨日、政治資金にかんするニュースをお伝えし
た際、『企業・団体から献金を受け取っていない
野党はない』という趣旨の発言がありましたが、
企業・団体献金を受け取っていない野党もありま
す」と訂正し、謝罪した。
ところが、橋下氏本人の旧Twitter(現X)では、
30日20時時点で訂正・謝罪はない。
自身や維新への批判には猛反論するのに、
公共の電波で誤情報を垂れ流しても謝罪・訂正
もせずにスルーを決め込む──。
あまりに無責任な態度だが、問題は「デマ」を
口にしたことだけではない。
橋下氏は「維新は企業・団体献金を禁止して
いるから(団体献金の問題を)質問できる」と
発言し、あたかも維新は「政治とカネ」に
クリーンであるかのように印象づけたが、
実態はまったく逆だからだ。
<中略>
※他の維新幹部の裏金問題については省略。
■橋下徹は批判殺到の大阪万博「大屋根リング」
についてもテレビでデマ垂れ流し、無理やり
擁護
このほかにも、「身を切る改革」「徹底した
透明化」を掲げながら、自民党と同様、
「政治とカネ」の疑惑が絶えることがない維新。
これでよく、橋下氏は「維新は企業・団体献金
を禁止しているから質問できる」などと宣った
ものだ。
しかも、橋下氏が悪質なのは、デマを飛ばす
だけではなく、あきらかに維新を持ち上げる
「維新の広告塔」でありながら「民間人」
「私人」だと強調し、テレビでコメンテーター
を務めていることだ。
現に、橋下氏はつい先日も、フジテレビの
『日曜報道 THE PRIME』(19日放送)で
維新絡みで「デマ」を口にしたばかり。
番組では、会場建設費が最大2350億円に膨ら
み批判が高まっている大阪・関西万博で
350億円もの巨額を費やして建設している
「大屋根リング」を取り上げたのだが、
橋下氏は「これはいわゆるいま、政治家たち
が財政出動で経済対策をしろという、本当に
好例なんです。すごい最適例」と擁護。
さらに、「この建築技法は清水寺の建築技法
と同じなんですよ。あの宮大工の釘を使わな
い」と述べた。
この「大屋根リングには釘を使わない、
清水寺の舞台と同じ」という主張は
吉村洋文知事も展開しているものだが、
じつはこれが嘘であったことが判明。
というのも、24日の衆院予算委員会において、
経産省は「(リングには)一部、くぎもボル
ト等も活用する」と答弁したのだ。
狡猾な橋下氏は時に維新批判を織り交ぜる
ことで「是々非々」のポーズをとってきたが、
実際にはデマや嘘を垂れ流し、立憲民主党や
共産党といった野党を攻撃するかたちで
維新の宣伝・アシスト係を担ってきた。
政界への影響力を持ちつづける一方、「私人」
だと強調して自分に対する批判を封殺し、
さらには政治からは距離を置いたかのように
振る舞いながら維新擁護を口にする。
──こうして橋下氏は、表と裏の使い分けに
よって、報道番組やワイドショーに連日の
ように出演してきたのだ。
当然、これは橋下氏だけの問題ではなく、
政治的中立性が疑われる橋下氏を使いつづけ
ているメディアの問題でもある。
今回のデマ発言を機に、その責任を厳しく
問う必要がある。
(編集部)
【転載終了】
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この人物が弁護士であることが信じら
れないですが、少なくとも、法曹界の
品格を落としていますよね。
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