もはや壊憲・・・

 日刊ゲンダイDIGITAL 


 【転載開始】 


■もはや壊憲・・・憲法審査会の与党筆頭幹事は

  “ウルトラ右翼”

  公開日:2018/10/15


  「すべての自衛隊員が誇りを持って任務を全う

できる環境を整えることは、今を生きる政治家の

責任だ」――。 

4日、自衛隊の観閲式でこう言った安倍首相。

 憲法改正という名の「壊憲」に改めて意欲を

示したのだが、演説内容は ハッキリ言って

支離滅裂だった。


  そもそも、安倍首相は観閲式で 

「今や国民の9割が、敬意を持って自衛隊を

認めている」と強調していた。 

現状認識で「国民の9割」が自衛隊に敬意を

持っているというのであれば、改憲する必要

は全くないではないか。 

自衛隊員だって十分、今のままで「誇り」を

持って任務に当たっているだろう。 

にもかかわらず、なぜ「環境を整える」ため

に改憲する必要があるのか。 

まったくワケが分からない。


  そんなパラノイア状態の安倍首相は、 

今回の内閣改造で改憲を訴える右派思想の

「日本会議」のメンバーを9人も入閣させたが、

さらなるウルトラ右翼を衆院憲法審査会の与党

筆頭幹事に送り込む。 

新藤義孝元総務相だ。


  この男の右寄りのオツムは群を抜いている。


  2012年5月に開かれた「創生『日本』 

東京研修会」。 

安倍首相のほか、稲田朋美筆頭副幹事長 や

下村博文元文科相ら“アベ友”がズラリ並ぶ中で、

長勢甚遠元法相は「国民主権」

「基本的人権の尊重」「平和主義」という 

平和憲法の根幹を批判し、

「この3つをなくさないと本当の自主憲法に

ならない」と発言。 

この研修会で登壇した新藤氏も 

「自民党の基本は『家族』」

「尖閣を有人利用しよう!」などと言って

いたから、頭がクラクラ する。 

こんな男が憲法審の与党筆頭幹事なんて、

常識的に考えてあり得ない人選だ。


  政治評論家の本澤二郎氏がこう言う。


  「PKO法成立の前後、自衛隊員を子息に持つ

与党支持者から政府に対して、『子どもを戦場に

行かせないでくれ』との陳情が殺到したといいます。

安倍政権は、その事実を無視して『自衛隊の誇り』

を叫び、壊憲に突き 進んでいる。自公連携が崩れた

沖縄県知事選 の敗北で、もはや改憲は“幻”ということ

に、 なぜ気付かないのか」


  ウルトラ右翼をそろえれば何とかなると思って

いるのであれば大間違いだ。 


 【転載終了】 

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  安倍政権が「改憲」に急ぐほど、

支持が 離れていくかもしれませんね。 


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