もはや壊憲・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■もはや壊憲・・・憲法審査会の与党筆頭幹事は
“ウルトラ右翼”
公開日:2018/10/15
「すべての自衛隊員が誇りを持って任務を全う
できる環境を整えることは、今を生きる政治家の
責任だ」――。
14日、自衛隊の観閲式でこう言った安倍首相。
憲法改正という名の「壊憲」に改めて意欲を
示したのだが、演説内容は ハッキリ言って
支離滅裂だった。
そもそも、安倍首相は観閲式で
「今や国民の9割が、敬意を持って自衛隊を
認めている」と強調していた。
現状認識で「国民の9割」が自衛隊に敬意を
持っているというのであれば、改憲する必要
は全くないではないか。
自衛隊員だって十分、今のままで「誇り」を
持って任務に当たっているだろう。
にもかかわらず、なぜ「環境を整える」ため
に改憲する必要があるのか。
まったくワケが分からない。
そんなパラノイア状態の安倍首相は、
今回の内閣改造で改憲を訴える右派思想の
「日本会議」のメンバーを9人も入閣させたが、
さらなるウルトラ右翼を衆院憲法審査会の与党
筆頭幹事に送り込む。
新藤義孝元総務相だ。
この男の右寄りのオツムは群を抜いている。
2012年5月に開かれた「創生『日本』
東京研修会」。
安倍首相のほか、稲田朋美筆頭副幹事長 や
下村博文元文科相ら“アベ友”がズラリ並ぶ中で、
長勢甚遠元法相は「国民主権」
「基本的人権の尊重」「平和主義」という
平和憲法の根幹を批判し、
「この3つをなくさないと本当の自主憲法に
ならない」と発言。
この研修会で登壇した新藤氏も
「自民党の基本は『家族』」
「尖閣を有人利用しよう!」などと言って
いたから、頭がクラクラ する。
こんな男が憲法審の与党筆頭幹事なんて、
常識的に考えてあり得ない人選だ。
政治評論家の本澤二郎氏がこう言う。
「PKO法成立の前後、自衛隊員を子息に持つ
与党支持者から政府に対して、『子どもを戦場に
行かせないでくれ』との陳情が殺到したといいます。
安倍政権は、その事実を無視して『自衛隊の誇り』
を叫び、壊憲に突き 進んでいる。自公連携が崩れた
沖縄県知事選 の敗北で、もはや改憲は“幻”ということ
に、 なぜ気付かないのか」
ウルトラ右翼をそろえれば何とかなると思って
いるのであれば大間違いだ。
【転載終了】
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安倍政権が「改憲」に急ぐほど、
支持が 離れていくかもしれませんね。
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