橋本聖子元五輪相が自民裏金事件の検察立件“本命”か・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■橋本聖子元五輪相が自民裏金事件の検察立件
“本命”か・・・金額、中抜き、参院特例を危ぶむ声
公開日:2023/12/23
裏金疑惑の指標となる「悪質性」の条件が
次々重なり・・・(橋本聖子元五輪相)
/(C)日刊ゲンダイ
本格捜査が続く自民党派閥パーティー裏金
事件の大きな焦点は、個々の議員側の立件
の有無だ。その指標は「裏金の額」と
「悪質性」とされるが、永田町で「大丈夫か」
とささやかれるターゲットの1人に、
元五輪相の橋本聖子参院議員の名前が浮上して
いるという。
安倍派議員には裏金額1000万円超が10人
以上いるとみられるが、橋本氏はその1人。
4000万円超、5000万円超と橋本氏を上回る
裏金を受領した議員は複数いるが、
あくまでパー券販売のノルマを超えたキック
バック分に限った話だ。
裏金づくりの別の手口として、ノルマ超過分
を派閥に収めない「中抜き」が判明。
複数の議員がパー券購入の送金先を議員側の
口座に指定して手元に残して裏金化していた
とされる。
自発的な手口で、より悪質性は高い。
17日に読売新聞が興味深い記事を載せてい
た。
「政治資金収支報告書に、購入者として記載
がなく驚いた」と、都内にある橋本氏の支援
企業の社長のコメントから始まる記事内容を
要約すると──。
社長は2019年以降の3年間、橋本氏の秘書に
「販売ノルマがさばけなくて大変」と泣きつか
れ、1枚2万円のパー券を年20枚(40万円)
購入。
政治資金規正法では収支報告書に1回20万円超
の購入者名を記載する義務があるが、
社長の会社の記載はなかった。
安倍派の政治団体「清和政策研究会」は例年、
収支報告書に20万円超のパー券を購入した
企業・団体名を少なからず記載。
収支報告書に支援企業の記載がない以上、
橋本氏側の「中抜き」の可能性だって捨てきれ
ないだろう。
■捜査指揮役との因縁
2020年安倍派「清和政策研究会との懇親の
集い」での橋本聖子元五輪相(中央)。
右は森元首相、左は萩生田光一前政調会長
(C)日刊ゲンダイ
さらに、参院議員の特例措置が新たに浮上。
改選の年に限り、ノルマを問わずパー券の売り
上げ全額が裏金としてキックバックされた疑い
だ。
直近5年間で19年に改選を迎えた参院議員らは
裏金の額が膨らんだというが、
橋本氏もこの年に参院比例区で5選を果たした。
指標となる「悪質性」の条件が次々と重なる
のは偶然なのか。
「事実上、裏金捜査を取り仕切る最高検の
森本宏刑事部長は、東京地検次席検事だった
22年に東京五輪汚職事件の陣頭指揮にあたっ
た人物。当時は“バッジ”を取れず忸怩たる思
いがあったはず。森元首相の後任として、五
輪組織委員会の会長を務めた橋本さんは、い
わば因縁の相手。検察捜査は下から上に突き
あげていくのが常道で、彼女を足がかりに、
より大物を狙っているとの声まである。真っ
先に顔が浮かぶのは、橋本さんを寵愛した
アノ人です」(政界関係者)
危ぶむ声は杞憂に終わるのだろうか。
【転載終了】
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自民党の金権体質は変わらないで
しょうね。
ほとぼりが冷めれば、また繰り返し
ますね。
それほど質の悪い党ですから。
財界の政権与党との癒着が引き
起こしているとも言えますが、
国民の感覚が鈍いのも一つの要因
でしょう。
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