特捜“次の標的”に森喜朗元首相・・・

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【転載開始】


■特捜“次の標的”に森喜朗元首相・・・

 「裏帳簿」に安倍派5人衆がひれ伏した

 ドンの名はあるか

 公開日:2023/12/29

安倍派内でも「この人(森元首相)から

全て始まった」/(C)日刊ゲンダイ


 アノ人にも捜査の手が及ぶのか。

 東京地検特捜部の捜査が拡大の一途を

たどる自民党派閥パーティーの裏金事件。

最大派閥・安倍派の幹部が次々と任意聴取

を受ける中、永田町の関心は「次の標的」

に向かっている。ズバリ安倍派のドン、

森元首相のことである。


 パー券収入をキックバックする

裏金スキームは、森元首相が派閥会長

だった2000年代初頭から常態化。

安倍派内でも「森さんから全て始まった」

と言われるゆえんだ。


 「特捜部も立件にあたり、事件の背景捜

査として安倍派の裏金づくりが、いつ頃か

ら始まったのかを確定する必要がある。当

時の事情を知る森氏が、任意聴取の対象と

なる可能性は十分にあり得ます」

(元東京地検検事の落合洋司弁護士)


■東京五輪汚職で「捕り逃がした」との

 思いも


 検察と森元首相には“遺恨”がある。

昨年発覚した東京五輪汚職事件に関連して、

特捜部は組織委員会会長だった森元首相に

複数回、任意聴取を重ねたが、立件には

至らなかった。


 「東京地検次席検事として五輪汚職事件

の陣頭指揮にあたったのは現在、裏金捜査

を事実上、取り仕切る最高検の森本宏刑事

部長です。今も続く五輪汚職の公判では、

検察側が読み上げる調書などに森氏の名前

がしょっちゅう出てくる。『捕り逃した』

との忸怩たる思いがにじみ出ているかのよ

うです」(司法関係者)


■「裏帳簿」はすでに特捜部に押収か

“遺恨”か(東京五輪・パラリンピック

組織委理事会で談笑する森元首相=左。

手前着席は元理事の高橋治之被告)

/(C)日刊ゲンダイ


 森元首相は12年の政界引退後も5年間で

約2億5000万円を集めるほどの資金力にモ

ノを言わせ、派内に君臨。

安倍元首相の死後は派閥運営に喜々として

くちばしを入れ、安倍派5人衆が岸田政権

の要職を占めていたのも「オレ様のおかげ」

と言わんばかりに吹聴。

5人衆は全員、頻繁な「森詣で」を欠かさず、

ひれ伏してきた。


 聴取した安倍派議員に対し、検察は派閥

のオーナー然として振る舞う森元首相に

ついて、根掘り葉掘り聞き出そうとしてい

る。

森元首相に「キックバックの一部を上納し

ていなかったか」と聞いているとの情報も

ある。

また、安倍派が「二重帳簿」で裏金を管理

・運用してきたことも判明。

議員側へのキックバック額を反映させた

「裏帳簿」は、すでに特捜部に押収された

とみられる。


 「横領の疑念を持たれないよう、安倍派

の会計責任者はキッチリ裏金の流れを管理

していたはず。仮に森氏の名前やカネの動

きが裏帳簿に残っていれば、間違いなく事

情を聴くことになるでしょう」

(落合洋司氏)


 何のために裏金づくりを始めたのか。

森元首相は検察よりも先に、国民に事情を

説明すべきだ。


【転載終了】

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 金権政治の象徴的な人物ですからね。


 いまだに政界の金の分配役とも言わ

れていますが、この方、引き際という

事を知らない晩節を汚すタイプですね。


 地元では、石川の恥とも言われてい

ますね。


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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