日本版「#MeToo運動」本格化
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■“女性上納システム”実在の衝撃・・・
たかまつななも性被害告発
日本版「#MeToo運動」本格化
公開日:2024/02/09
ダウンタウン松本人志(60)の性加害疑惑が、
大きな広がりを見せはじめてきた。
週刊文春で被害を告発する女性が相次ぎ、
さらに顔出し、実名での告発者も出現。
さらに松本以外にも別の歌手のパワハラ、
セクハラ疑惑も浮上している。
ハリウッドの元映画プロデューサーのセクハラ
や性暴力で、被害を告発する女優らが相次いだ
米映画界の「#MeToo」運動を彷彿とさせるが、
ある芸能プロ幹部はこう言う。
「『#MeToo』運動が広がった際、日本の芸能
界でも同じような事案が少なからずあり、飛び火
するかと関係者の間で話題になったことがあるん
です。このとき、同じように被害に遭った女性は
いても、怖がって、名乗り出ることがないのが
日本社会だとの見方が大勢だったのを覚えていま
す」
それが今や、松本人志への被害告発だけじゃ
ない。
時代は変わった。
このほど元女優の若林志穂さん(52)はSNSで
《Nさん、早く捕まって下さい。警察の方々早く
Nさんを捕まえて下さい。正直、怖いです》など
と訴えを繰り返している。
これに対し、ネット上では誹謗中傷の書き込み
が寄せられているというが、若林さんは怯まない。
《私の人生を知りもしないくせに、ガタガタ言
わないで下さい。人間には喜怒哀楽というものが
あります。欠落している人が多いのではないです
か?》
《ちょっとしたことで、情緒不安定だの支離滅
裂だのバカの一つ覚えみたいに言ってんじゃない
よ。誹謗中傷してくる人達、喜怒哀楽を表現して
みなさいよ》などとし、泣き寝入りどころか、
誹謗中傷へも徹底抗戦の構えなのである。
■たかまつななは9日に記者会見
若林さんのもとへはNの素性も含めて記者たち
が取材に走っているという。
今後、加害側の実名が明かされるかどうかは分か
らないものの、いつ炎上や裁判沙汰になっても
おかしくないのではないか。前出の芸能プロ幹部
は言う。
「こうした流れができたことで、すねにきず
持つ芸能人や関係者は落ち着かなくなっている
でしょうね。バラエティー番組などで、人の良
いイメージで知られるタレントがカメラの回っ
ていないところで、どういうことをやってきた
か。ある俳優らからカラオケでレイプまがいの
セクハラを受けた女優とか、そういう話はいく
つも聞いている。やった本人が忘れていたとし
ても、被害に遭った女性側は絶対に忘れていま
せん」
松本問題では、女性を集めた飲み会や
「上納システム」が数々の証言で事実だと
分かってきた。
お笑いコンビ「キングコング」梶原雄太(43)
はネット番組で
「実際にある、そりゃあるよ。嘘ついてもしゃ
あないから言います」と認め、こうつづけた。
「たとえば名古屋に東京とか大阪から先輩芸人
が来ますと。そしたら芸人たちに誰々さんが来る
から準備せなあかんみたいな」
そうしたシステムの頂点であぐらをかいていた
のが松本であったのは間違いないだろう。
そんな中、お笑いタレントで時事ユーチューバ
ーのたかまつなな(30)が7日、X(旧ツイッター)
で
「高校生の頃、お笑い芸人になった私は、芸能界
にある性加害に驚きました。楽屋や打ち上げで
女性の先輩が胸を揉まれている光景を何度も見ま
した。私自身、性被害にあったこともあります。
ですが、私自身は、『言ったら面倒なやつだと思
われる』と思い、自分の夢を人質にされ、そのよ
うな被害に対して声をあげることができず、他の
人の被害にも見てみぬふりをしてしまいました」
と告白。
今なお歪んだ価値観がまかり通る芸能界を変革す
るために「#芸能人を守る法律を作ろう」という
署名活動を始め、9日に都内で記者会見を行う
ことを明らかにした。
日本版「#MeToo運動」がようやく本格化だ。
【転載終了】
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松本問題が空気を変えましたね。
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