「独身の日」爆買い・・・
日本が見ようとしない中国経済の真実
【転載開始】
■米中貿易戦争 先行き不安吹き飛ばした
「独身の日」爆買い
公開日:2018/11/14
1972年にニクソン米大統領が
訪中した時のこと。
相対した毛沢東国家主席にこう
スゴんだ。
「私が核のボタンを押せば、一斉に
ミサイルが中国に降り注ぎ、崩壊に
至るだろう」
すると毛主席が反論した。
「核ミサイルが着弾する前に、私が
合図して6億人の中国人民に一斉に
ジャンプさせ、地球の反対側のアメリカ
に大地震を起こしてやる!」
こんな古いジョークを思い起こさせる
ような「大激震」が11日に中国で
起こった。
「双十一」(シュアンシーイー=ふたつ
の11の意)と呼ばれるアリババグループ
が仕掛けた11月11日のネット通販
セールである。
2009年のこの日、馬雲(ジャック・マー)
会長率いるアリババが、
「寂しいおひとりさまを慰める」という名目
で始めたこの24時間限定セール。
初年度の取扱高はわずか27商品、
取引額は5200万元(約8.5億円)に
すぎなかった。
それが年々急上昇し、昨年の取引額は
1682億元(約2兆7600億円)に達した
のだった。
これは、楽天の昨年実績の8割を超える。
それが今年は、さらに凄いことになった。
24時間の取引額は2135億元。
日本円にして3.5兆円!
まさに中国人の「爆買い」ここにありだ。
このところの良好な日中関係が追い風となり、
ユニクロや資生堂をはじめ、
「双十一」に便乗した日系企業の売り上げも
史上最高額を記録したもようだ。
今年の「双十一」の特徴は、アリババが
グループを総動員させたことだった。
中国2000都市で2.6億人が利用する
出前サービスの「餓了麼」(ウーラマ)、
アクティブユーザー2.8億人のネット映像
メディア「優酷」(ヨーク)、中国16都市
で89店舗に広がった未来型スーパー
「盒馬鮮生」(フレッシュ・フーマー)……。
7月からの米中貿易戦争の逆風にもめげず、
10月時点のアリババの株式 時価総額は
3659億ドル(約41.7兆円) で、
世界8位につけている。
アジア企業としてはトップだ。
このところの馬雲会長は、昨年1月に
トランプ大統領に約束した
「アメリカ人新規雇用100万人」を9月に
撤回するなど、反米路線が鮮明。
「トランプよ、中国人の消費をよく見ろ!」
と言いたいのかもしれない。
【転載終了】
************************
13億人パワーというところでしょうかね。
日本の人口減は、パワーダウン必至ですね。
すごいのは、孫正義氏でしょうか。
馬雲(ジャック・マー)会長がアリババを
立ち上げる時に、孫氏に2億円の出資を打診
した時、孫氏は20億円をポンと出資した
そうです。
いまや、20億円が8兆円(4000倍)の
含み益を生み出しています。
孫氏の先見の明に脱帽です。
(「先見の目」は「先見の明」の誤用)
0コメント