自民裏金議員16人が次期衆院選で“討ち死に”濃厚

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■自民裏金議員16人が次期衆院選で“討ち死に”

 濃厚

 処分対象「500万円以上」で丸川珠代氏も

 ピンチ【リスト付き】

 公開日:2024/04/02

衆院鞍替えを決めたが・・・(丸川珠代元五輪相)

/(C)日刊ゲンダイ


 ただでは済まなそうだ。


 派閥裏金事件を巡り、自民党は1日、

安倍・二階両派の議員39人の処分について

党紀委員会に審査を要請。

政治資金収支報告書への不記載額が過去5年間

で500万円以上だった議員を対象とした。

正式処分は4日にも決まる見込みだ。


 執行部は安倍派の幹部に対する処分はより

厳しくする方針。

最も重い処分は8段階のうち2番目の

「離党勧告」とし、その他の議員については

派閥での役割や裏金額を踏まえて、

「党員資格停止」や「選挙における非公認」、

「戒告」などの処分を検討している。


 国民からすれば、10万円だろうが100万円

だろうが裏金に変わりはない。

裏金額が500万円未満の議員がおとがめなし

など納得いかないが、議員にとっては処分

されるか否かは死活問題。

「6月解散」が囁かれる中、処分で「裏金議員」

の“悪名”が決定的になれば、次期衆院選で当選

が危うくなるからだ。


 処分対象から公認候補予定者である

支部長1人を除いた38人の現職のうち、

次期衆院選で“討ち死に”濃厚な議員を本紙が

調べたところ、16人いた(別表)。

前回2021年衆院選で敗北したか、野党票を

合計すると1万票以下の僅差となった議員らだ。


 中でも、厳しいと目されているのは、区割り

変更に伴い設置される新東京7区に鞍替えする

丸川珠代元五輪相(参院東京選挙区)だ。

裏金額は822万円だった。


 丸川氏については、裏金の大きさもさること

ながら、先月末に告発されたことが手痛い。

神戸学院大の上脇博之教授と郷原信郎弁護士が

28日、安倍派から丸川氏へのキックバックは

「個人への寄付」だとして、政治資金規正法

違反容疑の告発状を東京地検に送付。

上脇教授らは、丸川氏が2月の会見で

「(キックバックを)自分の口座で管理して

いた」と説明したことを問題視している。

規正法は、政治家個人への寄付を禁じている

からだ。


■リスト外の萩生田前政調会長も“黄信号”

次期衆院選で“討ち死に”濃厚な議員が16人・・・

(C)日刊ゲンダイ


 1日の参院決算委員会で丸川氏は、野党議員

に名指しされた上で

「個人宛ての寄付としか考えられない」

と指摘され、完全に悪目立ちしてしまっている。


 リスト外ながら、安倍派幹部だった

萩生田前政調会長(東京24区)も“黄信号”だ。

「選挙における非公認」か「役職停止」の処分

が下される可能性があるが、非公認だと次の

衆院選は厳しい。


 「前回選挙は、出馬した野党3党の候補の

得票を合計しても、萩生田さんが約4万票上回

っています。ところが、選挙区の八王子市は

公明票が約4万票。公明は萩生田さんへの推薦

見送りを検討しているようだ。公明票が期待

できなければ、萩生田さんは一気に危険水域

です」(地元関係者)


 JNNが先週末に実施した世論調査では、

「政権交代をのぞむ」が42%で、

「自公政権の継続をのぞむ」の32%を上回った。

各選挙区で与野党一騎打ちの構図となれば、

16議員は軒並み落選する可能性がある。

今頃、処分にビビりまくっているに違いない。


【転載終了】

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 丸川氏は、議員になってから顔つきが

悪くなってきてますよね。(失礼


 この際だから、抜本的な法整備をして

ほしいものです。


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