安倍首相のサンゴ移植発言が波紋・・・
毎日新聞
【転載開始】
■安倍首相のサンゴ移植発言が波紋
政府、打ち消しに懸命
2019年1月10日
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)
の名護市辺野古への移設計画を巡って、
安倍晋三首相が6日のNHK番組で
「土砂の投入にあたって、あそこのサンゴ
は移している」と述べたことが波紋を広げ
ている。
実際に防衛省沖縄防衛局が移植したのは
土砂投入区域外の一部のサンゴ。
首相による「印象操作」と受け取られかね
ない発言だけに、政府は打ち消しに懸命だ。
番組では、辺野古沿岸部での昨年12月
14日の土砂投入開始を踏まえ司会者が
「沖縄県民の理解をどう得るか」と質問。
首相はサンゴの移植に言及するとともに、
「絶滅危惧種が砂浜に存在していたが、
砂をさらって別の浜に移していくという
環境の負担をなるべく抑える努力もして
いる」と述べた。
沖縄県水産課などによると、
埋め立て 予定海域全体では約7万4000群体
のサンゴの移植が必要。
このうち県が許可して沖縄防衛局が移植
したのは絶滅危惧種のオキナワハマサンゴ
9群体だけで、いずれも今回の土砂投入
区域にあったサンゴではないという。
沖縄防衛局は昨年12月、土砂投入が
始まっていない埋め立て予定海域の
約3万9600群体の移植許可を申請したが、
県は許可していない。
沖縄防衛局が移植対象にしたのは
直径1メートル以上のサンゴと一部の
希少サンゴなど。
県は「移植対象や移植先の選定が不適切」
と指摘し、環境保全措置の不備を埋め立て
承認撤回の理由に挙げた。
玉城デニー知事はツイッターで首相の
発言を「現実はそうなっていない」と
批判した。
土砂投入区域には沖縄防衛局の移植
対象になるサンゴはなく、「あそこのサンゴ」
という首相の発言は正確性を欠く。
国民民主党の玉木雄一郎代表は
「首相がいかなる根拠と事実に基づいて
発言したか明らかにしていきたい」と
語る。
菅義偉官房長官は10日の記者会見で
「辺野古側の埋め立て区域に生息していた
移植対象のサンゴはすべて移植しており、
環境保全措置にも最大限配慮しながら対応
している。(首相は)そういう趣旨の発言
をされたのだろう」と苦しい説明に追われた。
サンゴの生態に詳しい東京経済大の
大久保奈弥准教授は
「サンゴを移植しても長期生存率は低い。
環境保全措置としては不十分だ」と政府
の対応を疑問視している。
【佐野格、木下訓明】
【転載終了】
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教育係のウメさんが言うには、
「晋ちゃんは、幼いころからウソ をつく
ところがあった」とのこと。
虚言壁は、大人になっても 直っていない
ということですかね?
というか、首相たるものが、事実関係も
ハッキリ確認していないことを発言しては
いけませんよね。
だから、海外から舐められるの でしょう。
官房長官も、東京新聞の望月記者の質問
には、相変わらず不誠実な回答のみで、
Tweeterでも「ポンコツ」と批判されて
いますね。
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