倒産件数は高止まり失敗しない「老人ホーム」の選び方は!

 日刊ゲンダイDIGITAL 


 【転載開始】 


 ■倒産件数は高止まり 

  失敗しない「老人ホーム」の選び方は 

 公開日:2019/02/28 


 年明けの1月22日、介護付き有料 

老人ホーム「未来倶楽部」「未来邸」 

を神奈川県や東京都、千葉県など 

37カ所に展開していた「未来設計」

 (中央区日本橋)が、53億8600万円 

の負債を抱え倒産した。 

有料老人ホーム経営会社では過去 

最大規模の倒産だった。  


 有料老人ホームを含む 

「老人福祉・介護事業」の倒産は昨年 

1年間で106件(前年比4・5%減、 

東京商工リサーチ調べ)。 

2011年以来7年ぶりに前年を

下回ったが、介護保険法が施行された 

00年以降、過去3番目の件数で依然、 

高止まり状況が続く。

同社情報本部 の関雅史課長がこう指摘する。  


 「倒産の業種別では有料老人ホーム が

14件と、前年の6件から2・3倍増に

突出しています。大きな要因は、先行投資

に見合う入居者や職員を集められないなど、

当初の経営計画が甘い事業者が多いという

ことです」 


 有料ホームには大きく2つのタイプが 

ある。 

介護サービスを提供する 

「介護付き有料老人ホーム」と、 

介護サービスは提供していないが、 

食事の提供、家事(洗濯、掃除など)、 

健康管理のいずれかを提供する 

「住宅型有料老人ホーム」だ。 


 住宅型有料老人ホームは、介護保険 

を利用していない人でも入居でき、費用 

も安く抑えられる。 


 介護が必要になれば、新たに訪問 

介護事業者と介護保険サービスの 

利用契約を結び介護の提供を受ける。 

比較的軽度の入居者が多いが、 

介護付き有料老人ホームに比べ課題は

多い。  


 「昨年は住宅型有料老人ホームの 

倒産が目立ちました。このタイプは 

いろいろな施設が整った高級施設 

から、低料金を売り物に必要最低限 

のサービスに抑えている施設など、

施設により運営状況はマチマチです。 

同業他社との競合が激しく、経営 

手腕のない業者は今後、淘汰される

可能性が高いでしょう」(関課長)


 高齢者住宅の開設などのコンサル 

タントを行っている 

「タムラプランニング&オペレーティング」 

の調査では、現在全国の有料老人ホームは

1万3443件と前年比775件 増えた

(18年10月末調査)。 


 同社の田村明孝代表がこう述べる。 


 「老人ホームの数は圧倒的に不足して

います。今後も有料老人ホーム が増え、

入居者の選択肢が広がることでサービス

内容も多様化していきます」 


 そして入居者が施設を選ぶコツをこう

述べる。 

「施設の選択を間違えないためには必ず

自分の目と体で体験し、サービス 内容を

確認することです。営業トーク や案内書

に書いてあることをうのみにして入居すれ

ば、必ず後悔することになります」


 冒頭の未来設計は創生事業団 (福岡市)

に買収され事業を継続している。 

しかし、施設の倒産で行き場を失う入居者

は全国に広がっている。 

終の棲家となる老人ホームの選択は確実な

情報収集と細心の注意が必要だ。

 (ジャーナリスト・木野活明) 


 【転載終了】 

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 なかなか難しいですが、特養は早め 

に入居予約をしておかないと順番待ち 

が可なりあるようで、なかなか入れない 

とのことです。


 息子も子供ができて、夫婦が医療・介護 

関係なので、子供の世話をするのが大変 

になりそうなのか、転職も考えているよう 

です。 


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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