安倍政権がシッポ切り・・・

 日刊ゲンダイDIGITAL 


 【転載開始】


 ■安倍政権がシッポ切り 

 JOC竹田会長を待つ仏当局の本格捜査 

 公開日:2019/03/20

 

「不正はしていない」――。 

潔白を訴えながら「6月退任」 

を表明した日本オリンピック委員会 

(JOC)の竹田恒和会長(71)。 

しかし、このタイミングで退任表明 

したのは、いっこうに疑惑が晴れず、

“辞任”せざるを得なくなったからだ。 

フランスの司法当局は“贈賄”の嫌疑 

がかかっている竹田会長の捜査を 

続けている。 

はたして、退任表明によって捜査は 

止まるのか。


 竹田会長は19日の理事会で、 

6月の任期満了をもって退任する意向 

を表明。  


 国際オリンピック委員会(IOC) 

委員も辞任する。 

疑惑を抱える会長の辞任は、 

IOCの強い意向があったとされる。 

国際ジャーナリストの春名幹男氏が 

言う。  


 「退任しても、捜査をしている 

フランスの司法当局は竹田氏に 

対する捜査を本格化させると思わ

れます。IOCが辞任を迫ったと

いうことは、疑惑が濃厚だという

ことです。リオ五輪招致の贈賄事件

では、ブラジルの五輪委員会の会長

が逮捕されています。同じ構図だけ

に竹田氏だけが免れるとは考えにくい」 


 竹田会長は昨年12月、 

フランス当局から、パリで事情聴取 

されている。 


 竹田会長の疑惑はこうだ。 

東京五輪招致委員会は、東京五輪招致 

「決定」(2013年9月)前後の 

7月と10月、2回に分けて 

約2億2000万円をシンガポールの 

「ブラックタイディングス社」 

(BT社)に振り込んでいた。 

BT社は国際陸上競技連盟(IAAF) 

のラミン・ディアク前会長の息子で 

あるパパマッサタ・ディアク氏が関係 

する会社。 

ディアク親子は、招致のカギを握る 

アフリカ票に強い影響を持つ人物だ。 

この2億2000万円が、 

東京五輪を招致するための「ワイロ」 

だったとみられているのだ。 


 一方、ソックリの贈賄事件が16年 

のリオ五輪で起きている。 

リオ五輪の招致が決まった09年の 

IOC総会前に、ディアク氏(息子) 

に200万ドルの賄賂を渡したとして、 

17年10月、ブラジル五輪委員会の 

カルロス・ヌズマン会長(当時)が、 

ブラジル連邦警察に逮捕されている。 

偶然なのか、金額も約2億2000万円 

だ。 

リオの前例に従えば、竹田会長が逮捕 

されてもおかしくない。  


 「欧米の司法当局はドライです。 

捜査対象者が責任を取って辞任し 

たからと言って、捜査を緩めること 

はありません」(司法記者) 


 辞任劇には、政権の意向が働いた 

可能性がある。 

フランス紙ルモンドは、竹田氏辞任 

の背景として、 

「日本の当局が問題を避けられなく 

なった」と分析している。  


 「今回の辞任は安倍政権の意向も 

働いていると思います。この先、 

竹田氏が逮捕や起訴されても、 

『前会長がやったこと』で済ませる 

つもりなのでしょう。しかし、 

20年東京五輪は、16年五輪の 

招致失敗後、政府を挙げて招致して 

きた経緯があります。森喜朗元首相 

や安倍首相も、素知らぬ顔はでき 

ないはずです」(春名幹男氏) 


 竹田会長辞任で幕引きは許され

 ない。 


 【転載終了】 

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 安倍首相がマリオから現れたとき、 

「こんなとこまででしゃばらなければ 

いいのに」と思ったことを思い出し 

ました。 


LC=相棒's のじじ~放談!

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