“会社員”が消える日―!
ビジネスオンライン 4/2(火)
【転載開始】
“会社員”が消える日―
「雇用激減時代」の未来地図より抜粋
■会社員が消えていく
このように個人が場所や時間の
拘束から解放され、自由に働くことが、
ICTの発達により可能となっている。
しかし、ICTの発達のインパクトは、
それにとどまらない。
個人の仕事の内容にも、
より本質的な変化が起きようとしている。
AIやロボットが人間の定型的な仕事を
代替していくと、モノづくりにせよ、
サービスの提供にせよ、
独創性(オリジナリティー)をもった
創造性(クリエイティビティ)こそが、
AIやロボットによって代替されない
人間の労働として価値あるものとなる。
それと同時にAI自体が、
人間のそうした独創性や創造性を涵養
するために利用されるようにもなる。
総務省は、AIを相互に連携させて、
より高い性能を発揮させる
「AIネットワーク」を構築し、
それをICTでつながった人間が活用して
「智のネットワーク」を形成することを
提唱している
(福田雅樹他編著『AIがつなげる社会―
AIネットワーク時代の法・政策』弘文堂
も参照)。
人間は、その「智のネットワーク」の
なかで、新たな知識やスキルを習得して、
創造的で独創的な仕事をするようになる
のだ。
これが、多くの労働者が慣れ親しんで
きた働き方と異質であることは言うまで
もなかろう。
こうした変革こそが、真の「働き方改革」
だ。
いま多くの人は、会社に雇われて働いており、
それが普通の働き方だと考えている。
しかし、今後は、ICTを軸としたエコシステム
のなかで、AIやロボットを活用しながら、
AIやロボットではうまくこなせない仕事を、
ある人はフリーの個人自営業者として、
ある人は起業して会社を立ち上げながら、
自分の独創性や創造性を発揮して働く時代
が来るのだ。
これは要するに、会社員が消えていくという
ことだ。
■会社員という働き方の限界
筆者は、14年に、すでに会社員としての
働き方には限界があるという警鐘を鳴ら
していた
(『君の働き方に未来はあるか?――
労働法の限界と、これからの雇用社会』
光文社新書)。
しかし、そのときに予想していたより
はるかに速いスピードで、
筆者の懸念は現実化しつつある。
その原因は、技術革新の恐るべきスピード
にある。
真の意味の「働き方改革」は、
法律や制度を変えることによって起こる
のではない。
働き方を変える原動力は技術革新にある。
もちろん、技術革新があっても、
それがどう社会実装され、
活用されていくかについては、
さまざまな要因がからみあい、
その将来像を正確に予測することは容易
ではない。
AIやロボットやICTが発達するからと
いって会社員が消えていくと言うのは、
論理の飛躍であると思う人も少なくない
だろう。
しかし、そのように思っている人には、
ぜひ本書を読んでもらいたい。
技術革新のもたらす変化は、
いつ起こるかを正確に予測することは
難しいとしても、いつかは起こるものだ。
その「いつか」がいつ来てもよいように、
私たちは備えていかなければならない
のだ。
本書は、雇用社会の未来図を描きながら、
その「いつか」に備えて、
私たちが自分たちのために、
さらに私たちの子や孫の世代のために、
何をすべきかを考えるための材料を提供
しようとする試みだ。 (大内伸哉)
【転載終了】
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このような記事を見ると、
いかに安倍政権が時代に逆行する政策を
とっているかである。
ここには載せてないのですが、
ビル・ゲイツが、1990年半ばに、
「銀行機能は必要だが、銀行は必要ではない」
と言っています。
まさに、現在メガバンクが人員削減の
計画を実行に移しつつあります。
昨日、ユニクロやツタヤのロボレジ化
を書きました。
今は現金を入金していますが、何れ、
近いうちに電子マネー化となるでしょう。
スマホを読み取りに置き、すべて処理
されるのでしょうね。
↓
近未来は、体に埋めたチップでしょう。
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