Yesと言わない限り性暴力・・・

 田中龍作ジャーナル 


 【転載開始】


 ■Yesと言わない限り性暴力 

 被害女性が法の新設を政府に要望 

  2019年5月13日 

 

 「被告から見て明らかにそれと 

分かる形での抵抗はなかった」。 

性交に同意していなかったとは 

認めたものの 

「被害者が抗拒不能の状態だったと

認定できない」・・・


 性暴力をめぐっては、首を傾げ 

たくなる判決が最近、相次ぐ。 

この国は果たして法治国家なの 

だろうか。 


 性暴力の被害女性たちで作る団体 

「一般社団法人Spring」が、きょう、 

最高裁判所長官と法務大臣に刑法の 

見直しなどを要望した。  


 要望の中心になっているのは 

「暴行脅迫要件の撤廃」と 

「不同意性交罪の新設」だ。 


 心理学、精神医学的知見として、 

性暴力に遭った場合、 

被害の瞬間にフリーズ(凍結)反応 

が起き、逃げることも戦うことも 

できなくなる ― 暴行脅迫要件の 

撤廃を求めている理由だ。  


 職場の上司、ゼミの教授など力関係 

において圧倒的に優位に立つ相手から、 

性暴力を受けそうになった時、 

拒否できるだろうか? 

-不同意性交罪の新設を求める理由だ。 


 「性犯罪に厳しいイギリスでは、 

YESと言わない限りNOということ 

になる」イギリスを視察した 

山本代表理事は語る。 


 要望書を受け取った山下貴司法相は 

「性暴力は魂の殺人・・・皆さんの 

主張には説得力がある」と応えたという。


 アベ友による準レイプ事件が示す 

ように、この国は加害者天国である。 

一方の被害者は声を上げることもできず、

泣き寝入りの状態だ。 


 自らも法律家で検事出身の山下大臣は、

実名と顔を出して事態の改善を要望する 

被害者女性たちの声をどう受け止めた 

だろうか。 


 【転載終了】 

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 いったい、この国はどうしてしまった 

のでしょうかね? 

 世界が、日本のマスコミと司法を信用 

しなくなってきています。 


 「日本の常識は、世界の非常識」、 

という言葉が思い起こされます。

 

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