年収1千万円でも東京在住・親子3人なら「生活カツカツ」という現実!

 Business Journal 


 【転載開始】


 ■年収1千万円でも東京在住・親子3人なら 

 「生活カツカツ」という現実 

 2019.07.13  


 「お金持ちと結婚したい」と無邪気 

に思う人がいるのは、理解できるだろう。 

誰だって毎月100万円振り込まれたいし、 

私だって石油王から油田を非課税でいた 

だきたい。  

だが、婚活で「お金持ちと結婚したい」 

とつぶやけば、言葉の意味が変わる。 

「お金持ちとは年収いくら以上のことか?」

を数字に落とし込まねばならないからだ。 

そこで具体的なイメージが沸かない男女が 

挙げやすいのが「年収1,000万円」である。


 ■年収1,000万円に詰め込まれた無責任な夢 


 だが、年収1,000万円は都心で暮らす 

なら、そこまで裕福ではない。 

会社員の場合、年収1,000万円だと 

手取りは758万円という調査データが 

ある。 

月額63万円程度だ。 

夫婦で等分にすると31万円。 

「思ったより少ない」と感じはしないだ 

ろうか。 


  実際、年収1,000万円の男女に話を 聞くと、 

 「子持ちはカツカツ。学費のために食費を

削る日々。ランチは弁当」  

「独身ならそれなりにお金の自由が きくけど、

それでもコンビニで躊躇せず 買い物ができる

くらいじゃない?  ブランドバッグ? 

ヤフオクかメルカリ で買うっしょ」  

と、いたって地に足の着いた 

「ちょっとお金のある」暮らしだ。  


 しかし、婚活における年収1,000万円は 

そうではなく、「お金持ちの夢」を 

いっぱいに詰め込んだ像と化す。  


 年収1,000万円を結婚相手の条件に 

掲げる男女へ「なぜ?」と聞いて、返って 

くる答えの例がこれだ。  


 「タワマンに住みたい。そしたらマンション 

併設の育児施設も使えるし、ジムで運動もでき 

るから。年に2回は海外旅行へ行きたいし、車 

はポルシェがいい。そうなるとやっぱり、年収 

は妥協できないかなって」  


 仮に子供が1人生まれたとして、大型連休 

に海外へ旅行するなら年200万円ほどかかる。 

タワマンの家賃は豊洲で2LDKなら年240万円 

程度。 

ポルシェは年に約100万円の維持費がかかる。 

ポルシェの購入費を無視しても、 

年収1,000万円の人間に残る手取りは218万円。

 そこから子の学費を差し引くと……夫婦2人、 

子1人で暮らすのは現実的ではない。 


 タワマン、ポルシェ、私立小学校のお受験…。

 目もくらむような「富裕層」の情報がネット 

やテレビでは手に入る。

 だが、私たちが目にする富裕層は、 

年収1,000万円~数百億円と開きがある。

 求める生活要素だけ合体させると、 

とても年収数千万円では手に入らない暮らし 

ぶりとなってしまうのだ。


 ■年収だけを狙えば、不可能な夢ではない 


 とはいえ、年収を無視した婚活もまた 

非現実的だろう。 

「愛さえあれば」と言えるのは、自分が 

年収1,000万円以上稼いでからだろう 

(もちろん、筆者も言えない)。 

だから高年収を相手の条件に掲げる男女を 

笑うつもりはない。 


 ただ、自分が望む暮らしが 

「いくら必要なのか」は明確にしておいた 

ほうがいい。 

年に2回、子どもを連れて空港が大混雑 

する大型連休に、本当に海外旅行をして 

みたいだろうか?実は週に1度、 

コンビニスイーツを気兼ねなく買って 

みたいだけかもしれない。 

それなら年収400万円同士が結婚するだけ 

で達成できる。  


 仮に相手へ高年収(600万円以上)を 

求めるなら、それと引き換えに 

「どの条件はいらないか」を決めればいい。 

年収だけが高い相手は、男女問わずたくさん

いる。 

そこへ「誠実」「初婚」「優しい」「子なし」 

「禁煙」などの条件を足すから、婚活は難航 

するのだ。 


 年収だけが突出した人間はいくらでもいる。

 実は「高収入、美形ならあとはどうでもいい。 

モラハラでもいい。離婚歴があってもいい」 と

言い切れる男女は、あっという間に結婚する。 


 年収1,000万円の男女はいる。 結婚もできる。 

だが、本気で「年収1,000万円を求めている のか」

がはっきりしていることが必要となる。 

あなたが求めているのは年収3,000万円かも 

しれないし、その年収の人と結婚するため には、

年収以外のすべての条件を捨てなければ

ならないかもしれない。

 (文=トイアンナ/ライター) 


 【転載終了】

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 いま、若者の間で地方への移住希望 

の相談件数が増えているようですね。 

都会での生活に疲れてきているので 

しょうか? 


 元来、地方への移住を考えるのは、 

現役を引退したタイミングでのご夫婦 

と決まっていましたが、時代は変わって 

きているのでしょうか。 


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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