世界経済が「リーマン・ショック並み」の危機に・・・
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【転載開始】
■世界経済が「リーマン・ショック並み」
の危機に陥っているという現実 7/15(月)
内閣府は7月5日、5月の景気動向
指数の速報値を発表し、基調判断を
「悪化」から「下げ止まり」に上方
修正し、景気後退の動きが下げ
止まっている可能性が高いとした。
だが、ここから日本の景気が回復
傾向に向かうと楽観視することは
できない。
経済アナリストの森永卓郎氏は
「秋以降、日本の景気は真っ逆さま
に落ちる可能性が高い」と、
次のように警鐘を鳴らす。
* * *
私は、安倍晋三総理が2019年10月
に予定されている消費税率引き上げ
を再び取り止めると確信していた。
その理由は、政府はずっと消費増税
を止める条件として
「リーマン・ショック並みの経済危機」
を挙げていたが、世界経済はすでに
リーマン・ショック並みの経済危機に
陥っているからだ。
IMF(国際通貨基金)が2019年4月
に発表した世界経済見通しでは、
2019年の世界の実質経済成長率が
2019年1月発表の3.5%から3.3%へ
下方修正された。
さらに5月23日、IMFは米中貿易戦争が
激化した場合、世界経済の実質成長率
が0.3%押し下げられるとの試算を発表
した。
つまり、世界の実質的な経済成長率は
3.0%まで下がる可能性があるという
ことだ。
実際、世界銀行は6月に、2019年の
世界経済見通しをやはり下方修正して、
成長率を2.6%まで引き下げている。
振り返れば、リーマン・ショックが
起こった翌年の2009年から5年間の
世界経済成長率を平均すると3.3%
だった。
したがって、世界経済はすでに
リーマン・ショックを超える経済危機
に陥っていると考えられるのだ。
世界的に景気が後退していることを
示す指標はまだある。
2018年11月まで米国債(10年債)の
利回りは3%台だった。
ところが、現状は2.2%まで一気に落ち
ている。
同じ10年債の利回りでは、日本、ドイツ、
スイス、デンマークでは すでにマイナス
となっている。
一方で、米国株はまだ上昇基調にある
ように思える。
しかし、私はこれは“砂上の楼閣”だと見て
いる。
当然のことだが、債券の利回りが下がれば、
債券価格は上昇する。
この動きにヘッジファンドなどが 迅速に
反応して、債券価格が上がったところで
売り払い、その資金で コモディティ(商品)
を買う動きが 加速している。
米国株についても同じ現象が現われ、
それほど時間を置かずに急落局面を迎える
のではないか、と予想している。
市場では、すでにヨーロッパは景気後退
に入ったという見方が支配的になっている。
さらには、ヨーロッパ発による金融危機が
発生するとの見方さえ出始めている。
そうなればもちろん、日本株も大きな
ダメージを受けるのは間違いない。
日経平均株価1万円割れもあり得るかも
しれない。
10月には消費増税も控えており、
秋以降の日本の景気は真っ逆さまに落ちる
可能性が高いだろう。
【転載終了】
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日本だけが、情報の蚊帳の外な
のでしょうかね?
というより、マスコミが自主規制
している可能性も。
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