「1ドル94円」円高地獄の現実味・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■トランプ側近が利下げ要求
「1ドル94円」円高地獄の現実味
公開日:2019/08/08
年内、1ドル=94円も――。
トランプ大統領の側近、
ナバロ大統領補佐官は6日、
米国と他国の「過度の金利差」
をヤリ玉に挙げ、
「FRBは年内に少なくとも
0.75%か1.0%の利下げ
をしなければならない」と 語った。
米国の中央銀行に当たるFRB
(米連邦準備制度理事会) は、
7月末のFOMC (連邦公開市場委員会)
で、 10年7カ月ぶりに0.25%
の利下げに踏み切ったばかりだが、
ナバロ氏は、年内に3~4回の
利下げを求めた格好だ。
もし、米国が年内に1%も利下げ
したら、日本経済にどんな衝撃を
与えるのか。
「為替はいろいろな要因があり、
介入もあるので、その通りになる
とは限りませんが、計算上は、
米金利が0.25%下がると、
1ドル当たり2~3円の円高の
インパクトがあるとされています」
(金融ジャーナリストの小林佳樹氏)
米国が利下げをした7月末は、
1ドル=109円台だったが、
現在は106円台となっている。
確かに、0.25%の金利引き下げ
によって3円程度、円高が進行して
いる。
年内にさらに1%利下げされると、
単純計算で1ドル=94円。
日本の輸出企業には壊滅的円高である。
「米国では、短期金利が長期金利
を上回る逆イールドが深くなっていて、
リーマン・ショックと状況が似ていま
す。年内の追加利下げは避けられなく
なっています」(小林佳樹氏)
年内、FOMCは9、10、12月
と3回開かれる。
大手取引所CMEグループの金利予想
では、次回9月の利下げの確率は
100%に達した。
いよいよ、日本経済は円高地獄へ突入
するのか。
【転載終了】
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大手の想定為替レートは105円
ですので、パニックになりますね。
持ち株は、2年くらい塩漬け覚悟です!
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