生涯現役を強制される若者にもう老後はない!
MONEY VOICE
【転載開始】
年金、あと30年で枯渇へ。
生涯現役を強制される若者にもう老後はない
2019年8月30日
「痛みを分かち合う」?
政府の失敗を国民に押し付けているだけ
■今の高齢者がもらえる年金、
現役世代男性の手取りの61.7%
厚生労働省が公表する5年に1度の
「年金財政検証結果」では、
年金の所得代替率が61.7%に低下
した。
所得代替率とは、厚生年金加入の
現役世代男性の平均手取り収入に
対しての、2019年現在の年金支給額
である。
「2019年現在の年金支給額は、
現役世代男性の平均手取り収入に
対して61.7%(所得代替率)と、
『マクロ経済スライド』制度に
より5年前の62.7%から低下した。
この制度は、高齢化による現役世代
の負担増を緩和するために高齢者の
年金支給を抑制する制度である。
所得代替率は経済成長率が横ばいで、
実質賃金の伸びが1%以下の状況が
続くと2058年度には44.5%にまで
低下する。この場合、50%の給付
水準を維持するためには現役世代の
保険料率の引き上げなどの対策が
必要になる」。
■マイナス成長が続けば、2052年に
積立金が枯渇する
「それでも14年の財政検証に比べ
ると、わずかに改善した。類似した
経済前提のケースで所得代替率が
42%まで落ち込むという結果だった。
5年間で2.5ポイント上昇したのは、
女性や高齢者の就業率が当時の想定
よりも上昇し、年金制度の支え手が
増えたためだ。しかし、介護の必要
度が高まる75歳以上の高齢者が増え
ていくのを踏まえると、過去5年に
進んだような高齢者の労働参加も
いずれ限界を迎える。検証よりも
厳しい未来が待ち受ける可能性も
否定できない。一方、経済成長と
労働参加が進み、実質賃金が1%超
伸びるケースを前提にしても、
2040年代後半に年金財政の均衡が
図られる時点で、50.8~51.9%に
低下する。また、厚労省が用いた
6つの経済前提ではどれも実質賃金
が増えるが、過去5年間で実質賃金
が増えたのは16年度の1年だけだ。
日本経済のマイナス成長が続き、
労働参加も進まなければ2052年度
には国民年金(基礎年金)の積立金
が枯渇する」。
■現在20歳の若者は8年9ヶ月長く働く
必要がある
「保険料支払い対象者を月額5.8万円
以上の収入を得ているすべての雇用者、
およそ1,050万人拡大すると、財政
均衡時点が早まり、所得代替率は4%超
程度引き上げられる。基礎年金支払い
年数を現在の60歳から65歳までに延長
すると代替率は6%超上昇するとの試算
も示した。現在20歳の若者が今年65歳
の人と同じ水準の年金を受け取るには、
68歳9カ月まで働いて保険料を納め、
年金をもらい始める年齢も同様に遅ら
せる必要がある。今年65歳になる高齢
者と比べて働く期間を8年9カ月長くす
れば所得代替率61.7%が維持できる。
今年で40歳の人は67歳2カ月まで働き、
それまで年金の受け取りも遅らせれば、
今の65歳と同じ年金水準になる。一方
で、国民年金のみで見た所得代替率は
2019年現在36.4%。現在、国民年金
のみの加入者が保険料を40年間支払っ
て受け取る年金額は月当たり約6万
5,000円となっている。日本の高齢者
の所得のうち、労働所得は38.7%を
占める。米国の35.2%を上回り、日本
の高齢者就業は世界でも進んでいる。
一方、配当など資本所得の占める割合
は10%で、米国の13.9%やフランス
17.2%、英国12.1%を下回る」。
■月収5.8万円以上ならパートやバイト
でも年金を負担?
年金保険料支払い対象者を拡大する
というが、
「国民年金は、日本国内に住む20歳
以上60歳未満のすべての人が加入して、
社会全体で支え合う公的な制度です。
現役時代に被保険者として加入して、
月々の保険料を納めることにより、将来、
自分自身の生活を保障する年金を、生涯
にわたって受け取ることが出来ます」
とあり、満額を受け取るためには、
学生でも無収入でも、
「定額保険料 1カ月16,340円(平成
30年4月から)」を納める必要がある。
従って、ここで述べられている新たな
対象者とは、厚生年金保険・健康保険
(社会保険)の支払い対象者だ。
つまり、現在「所定内賃金8.8万円以上、
雇用期間が1年以上の見込み、学生で
ない」などとされている加入資格を、
月額5.8万円以上の収入を得ているパート
やアルバイトを含むすべての雇用者に
拡大するということだ。
■「痛みを分かち合う」の茶番
こうした危機的な状況は年金制度
だけではない。
健康保険料、介護保険料なども、
引き上げなければ制度そのものが成り
立たない。
財政も同じだ。
それで、10月からは消費税率が引き
上げられる。
これを政治家は「痛みを分かち合う」
ためだと言うが、国の経済運営のツケ
を国民に押し付けているのだ。
そもそもの発端は、経済成長を止める
ような税制にしたことだ。
分かち合うのは痛みよりも、喜びや富の方
がいい。
【転載終了】
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衝撃的な標題ですよね。
「トランプ大統領が安倍さんに命令する
→安倍さんが日本の民間企業に命令する
→ツケは民間企業の社員と国民が払わさ
れる→それでも内閣支持率は落ちず、
自民党が選挙で勝つ→つまり、悪いのは
有権者ということです。トホホホ……」
(山口一臣・ジャーナリスト)
まさにこの通りなのです。
若者の安倍内閣支持率が40%もある
なか、ツケはその若者自身に跳ね返って
来るということになるのでしょうか?
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