日本が押しつけられる米中貿易戦争の“尻拭い”・・・

 日刊ゲンダイDIGITAL 


 【転載開始】


 ■次は大豆・・・ 

 日本が押しつけられる米中貿易戦争の“尻拭い” 

 公開日:2019/09/03  


 中国に対する制裁関税「第4弾」 

を発動したアメリカに対し、 

中国も即座に報復関税を発動。 

過熱する「貿易戦争」は、 

出口が見えなくなってきた。 

いずれ、日本が尻拭いさせら 

れるのは時間の問題だ。  


 中国が報復関税の対象と 

して狙い撃ちにしているのが 

アメリカの農産物。 

なかでも打撃を受けるのが 

大豆農家だ。 

なにしろ、中国は世界最大の 

大豆の買い手である。 

中国で大豆を売れなくなったら、 

アメリカの大豆農家は壊滅的な 

打撃を受ける。  


 それでなくても、 

アメリカの大豆農家は 

“米中貿易戦争”のトバッチリを 

受けて苦境に陥っている。 

世界の大豆価格は、 

米中対立が勃発した2018年 

7月以降、9%も下落。 

昨年の大豆の対中輸出量は 

前年比74%減となっている。 


 これから大豆は秋の収穫期を 

迎える。 

ただでさえ昨年の在庫を大量に 

抱えているだけに、 

大豆農家の経営は一気に悪化 

してもおかしくない。 

そこで、トランプ大統領は、 

大量に余った大豆を日本に 

無理やり買わせるのではないかと、 

懸念する声が広がっている。 


 実際、トランプが、 

大豆や小麦などの具体的な品目を 

あげて、安倍首相に巨額な購入を 

直接要請した、と8月中旬に報じ 

られている。


 ■大豆の一大産地は重要な選挙区 


 トランプは8月25日、 

フランスで行われた日米首脳会談 

の後、共同会見の場で 

「中国が約束を守らないから 

アメリカではトウモロコシが 

余っている。そのすべてを日本 

が買ってくれることになった」 

とうれしそうに語ってみせた。 

“第2弾”として、余った大豆を 

大量に購入させられることが 

予想されているのだ。 


 「トランプ大統領が農家に気を 

使っているのは、来年の大統領選 

のためです。トウモロコシの輸入 

を迫ったのは、一大産地である 

アイオワ州が『アイオワを制する 

者が選挙を制する』といわれる 

ほど大事な州だからです。大豆も 

同じです。農業が主要産業である 

中西部は、トランプ大統領の 

大票田であり、しかも、選挙の 

たびに結果が変わるスイング 

ステートです。再選を狙う 

トランプ大統領は、どうしても 

落とせない。中国に代わって大量 

の大豆を購入できるのは日本くら 

いしかない。トウモロコシにつづ 

いて大豆の買い上げも迫ってくる 

はずです」 

(経済評論家・斎藤満氏)  


 本当に日本とアメリカは、 

大手メディアが称賛するように 

「蜜月」なのか。 


 【転載終了】 

 *********************** 


 まあ、安倍一族の歴史を見れ 

ば分かることですね。 


 経世会(中国寄り)の存在が 

政治を微妙にコントロールして 

いましたが、邪魔とした某国が 

冤罪で潰したのが、日本の政治 

の偏りを起こしてしまいました。  


 結局日本は、隷米政治家(清和会) 

だらけになってしまいました。 


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

0コメント

  • 1000 / 1000