消費税批判を巡り大新聞が・・・
二極化・格差社会の真相
【転載開始】
■消費税批判を巡り大新聞がケンカを
買ってくれることを望む
公開日:2019/09/25
2ケタ税率の直前になって消費税
に関する原稿依頼が相次いだ。
政府の宣伝は大嘘で、実はこれほど
不公平かつ不公正なイカサマ税制も
ない、とする持論の再構成ではある
ものの、「サンデー毎日」とウェブ
の「論座」に寄せた新原稿はなかなか
好評らしい。
「目からウロコだ」という反応が目立つ。
もっとも、反響のすべてが好意的
とは限らないのは当然だ。
まれにだが、デマ呼ばわりの書き込み
もあった。
消費税批判の本を最初に出した9年前
から繰り返されてきたのと同じ。
で、どれもが冷笑や罵倒だけに終始して
いる点も、また共通している。
私が繰り返し書き、語ってきたのは――。
①消費税とは原則すべての商品および
サービスのあらゆる全流通段階で課さ
れる税であり、納税義務を負うのは
消費者ではなく年商1000万円超の
事業者であること。
②市場原理で価格が決定される自由主義
経済の下では、常に弱い立場の側がより
重い負担を強いられる税であること。
③1989年の導入以来、強調され続け
ている社会保障の充実や安定化は一向に
実現せず、増収分は大企業や富裕層の
減税財源に費消されていること。
④仕入れ税額控除という納税上の計算式
が、下請けに負担を押し付ける輸出産業
を不当に潤わせ、また非正規雇用を拡大
させる“効果”を伴うこと。
⑤増税“対策”とされる軽減税率やポイント
還元、インボイス制度等には、人間を権力
や巨大資本が都合よく操るシステム構築の
狙いがあること。
⑥消費税とはもともと歪んだ税制であり、
弊害を改めようとするほど歪みは広がり、
ついには社会全体をひしゃげさせる結果
が招かれること。
……等々だ。
いずれも長期の取材と調査、自営業者と
しての出自と体験、ジャーナリスト稼業
40年弱の知見から導いた、全人格を
懸けた主張ではあるのだが、しょせんは
人間。 完璧ではあり得ない。
だから誰でもいい、反論があるなら、
根拠をしっかり示してほしい。
私は大マスコミをぶった斬ってもいる
のだから、新聞社がケンカを買って
くれたらなおうれしい。
大いに議論しようではないか。
最後に私に共感してくださる方々
にも 一言。
消費税のテーマに関心を持ってもら
えたなら、ぜひ掘り下げて考えて
みていただきたい。
拙著の他にも興味深い文献は多く
ある。
そうやって、事に臨んでいちいち
深め、 思索を重ねていくことだけが、
この時代 に自分自身の
アイデンティティーを保ち 続ける方法
ではなかろうか。
【転載終了】
***********************
国民の中には、たった2%(100円/2円)
という人がいるのも事実です。
ただ、この2%が20%に繋がる入り口
になると考える国民は一握りなのでしょう。
20%は現在の若者世代の子供さんが大学
などに行く時代かもしれません。
教育費や家のローンなど、厳しい生活環境
が予測されます。
0コメント