物事の本質触れず都合のいい数字だけ持ち出す「安倍語法」!

 永田町の裏を読む 


 【転載開始】


 ■物事の本質触れず都合のいい数字 

 だけ持ち出す「安倍語法」 

 公開日:2019/11/14 


 「文芸春秋」12月号の安倍晋三首相 

インタビューには心底、驚いた。 

「失敗が私を育てた」と題しているから、 

この20日で桂太郎の2886日を超え 

て歴代最長になるとかいう長々しい在任 

期間中の数々の失敗について、率直に 

反省しているのかと思いきや、とんでも 

ない。  


 相変わらず、問題の本質には触れずに 

都合のいい数字や言葉をちらつかせて 

「やっているフリ」をするという安倍語法

 の一本槍。 

聞き手の田崎史郎もひどくて、揉み手を 

するようにしてお説を拝聴するばかりの 

幇間ぶりを遺憾なく発揮している。  


 インタビューというからには一対一の 

真剣勝負で、相手の裏をかいたり揚げ足 

をとったり、予想外の質問を飛ばして撹乱 

したり、あらゆる手を尽くしてホンネを 

引きずり出すのが本旨であるというのに、 

こんな政府広報みたいな緩みきった提灯 

記事を平気で出すとは、文春も落ちたもの 

である。  


 「週刊文春」砲で閣僚のクビが飛んだり 

しているのをこちらで穴埋めしようという 

裏取引でも働いているのかと疑われても 

仕方なかろう。 


 安倍の言っていることのいちいちには、 

1ページにつき3つも4つも切り込みた 

くなるが、本欄ではその1つだけを取り 

上げておく。 


 最初に「これはやって良かったなという 

政策は?」と問われた安倍は、 

(アベノミクスという言葉はなぜか使わ 

ずに)「三本の矢を打ち出し……その結果、 

正社員の有効求人倍率も史上初めて一倍を

超えた。……そういう真っ当な社会を 

作り出すことができたと思っています」と 

答えた。  


 これが嘘八百だというのは、今では誰も 

が知っていることで、この6年間に実質 

GDPはほぼ横ばい、雇用が少々増えたと 

いっても非正規の比率ばかりが増え、正規 

・非正規を合わせた実質賃金は下がり放し 

だし、企業の内部留保は上がり放し。 

なのに、安倍が自慢できるのは昔も今も、

 「正社員の有効求人倍率」が上がったと 

いうことだけなのだ。 


 人口減少社会に入り、生産年齢人口が減り 

続けている中では、人手不足に悩んで職安に 

求人を頼る企業が増えるのは当たり前で、 

安倍政権の政策のおかげでも何でもない。  


 これでは、タイトルは「多くの失敗にも 

かかわらず、私は政治家としてちっとも 

育ちませんでした」とでも改めたほうが 

いいのではないか。 


 【転載終了】

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 安倍首相の望みは「歴史に名を遺す」 

事だそうですが、名は残すでしょう。 


  日本を崩壊させた愚鈍総理として。  


 所詮、アメリカに利用されただけ 

ですから。 

あ!ロシアにもいいように利用され 

ましたね。 

最後は両国から切り捨てられたよう 

ですが。


 個人的には歴代の総理をあまり批判

した事はないのですが、この方だけは

だめですね。酷すぎます。 


 本当に、何だこいつは! 

という感じですから。 


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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