「桜を見る会」名簿 内閣府主張の“1年未満保存”に重大疑義!
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■「桜を見る会」名簿 内閣府主張の
“1年未満保存”に重大疑義
公開日:2019/11/18
今年4月13日に開催された
「桜を見る会」の招待者名簿。
内閣府が廃棄したと説明する
5月9日は、宮本徹衆院議員
(共産)が4日後の国会質問に
向けて、内閣府に会の資料を要求
した日だった。
あまりにも姑息な“ドタ廃棄”に、
批判が集まっているが、そもそも、
その日に捨ててはいけなかった―。
そんな疑いが、NPO法人
「情報公開クリアリングハウス」の
調査で浮上した。
5月9日の廃棄は「桜を見る会」
の招待者名簿の保存期間が「1年未満」
であることを根拠とする。
内閣府は、招待者名簿が
「関係行政機関等に協力して行う行事
等の案内の発送等」(以下「発送等」)
のカテゴリーで、2018年4月1日
から「1年未満保存」になったと説明
しているが、大ウソだ。
■10月末に慌ててつじつま合わせか
18年4月1日現在の内閣府大臣
官房人事課の「保存期間表」には
「発送等」のカテゴリーは存在しない。
今年10月28日になってようやく、
保存期間表が改正され「発送等」なる
区分ができ、「桜を見る会」の招待者
名簿が1年未満保存になったのだ。
改正以前は、「発送等」の規定を根拠
に1年未満保存を主張できないし、
改正前の保存期間表には、他に即廃棄
OKの根拠は見当たらない。
「情報公開クリアリングハウス」の
三木由希子理事長が言う。
「5月9日の招待者名簿の廃棄は、
PKOの月報や森友公文書と同じく、
官僚が政権に都合の悪い情報を隠そう
としたのでしょう。しかし、規定には
1年未満廃棄の明確な根拠がなかった。
廃棄したことと根拠規定の整合性を
取るために、10月28日に慌てて、
規定を改正したように見えます。
改正するということは、これまでの
規定が根拠不明確であることを示して
います。
10月13日号の『赤旗日曜 版』で、
安倍首相の後援会関係者が
多数招待されたと報道されました。
田村智子議員の国会質疑は11月8日
ですが、その前に野党議員らから内閣
府に桜を見る会についての質問も多く
来ていたと思われます。内閣府の官僚
が、『そろそろヤバイ』と思ったので
はないでしょうか」
5月9日の招待客名簿廃棄は明らか
なルール違反だ。
そこまでして官僚が隠そうとした名簿
には一体、何が載っているのか。
【転載終了】
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最高学府の官僚がこのようなお粗末な
事をやるのですから、「日本の平壌大学」
と国際社会でバカにされるのも分かります。
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