大企業の40代・50代を襲う「大・早期退職時代」が来る!

 現代ビジネス 


 【転載開始】

 2020年、大企業の40代・50代を襲う 

「大・早期退職時代」が来る 

「生き残り」の策が必要だより抜粋。


 ■「先行型」の企業が増えている 


 東芝などの製造業はかねてから業績不振 

が伝えられており、今回の早期退職募集も 

理解しやすい。

 ただ今年の特徴は、業績が堅調な業界大手 

も、来年以降に「先行型」で早期退職を 

募る方針を明らかにしていることだ。

2020年以降、7社の実施予定が判明して 

いるという。


  50歳以上の管理・専門職を対象にする 

とみられる企業も多く、体力があるうち 

に社員構成を若返らせ、人件費を削減 

したい意図が見える。 

また、データ解析やマーケティングなどの

人材をより多く確保する方針を掲げている

企業もあり、「企業が求める人材」 がこれ

までよりも高度化している様子 がうかがえる。  


 この調査結果について、大手証券の 

ストラテジストはこう解説する。  


 「電気機器メーカーが苦戦しているのは、 

結局のところ、かつての『総合力』で勝負 

する体質が抜けきらない老舗メーカーが 

目立つ為です。ソニーのようにセンサー など

電子部品に注力するといった『選択 と集中』

に踏み切れなかったツケが回って きたという

ことでしょう。 

 今回の調査で重要なのは、企業が 『先行型』

の早期退職募集で、大量採用 の『バブル入社組』

を切り捨てる方向に 舵を切り始めたということ

です。 企業もかつてのように終身雇用を保障 

できる体力はもうありませんから、余裕 のある

うちに『高い賃金水準の管理職』 を切り捨てる

代わりに、より専門的な 知識のある若手人材や、

中途入社の優秀 な人材を確保したいということ

なので しょう」


 ■「歴史的幸運」の終わり  


 バブル入社組といえば、採用されたときは

「内定をもらうとハワイ旅行に連れて行かれた」

「2週間、毎日高級焼き肉など の外食に連れて

行ってもらった」など、 超・売り手市場なら

ではの「囲い込みエピ ソード」に事欠かなかった。


 もちろん、当時は「どんなに厳しくても、 

我慢してずっと頑張れば会社が守ってくれ る」

という終身雇用の前提があった。 

しかし残念ながら、この30年間で時代は 大きく

変わった。 


 そもそも終身雇用というシステム自体が、

 戦争特需、高度経済成長といった戦後日本 

にとっての「歴史的幸運」によって生まれた

特殊なものだった。 


 いまの50代は、その最後の果実を享受 

できた「幸福な世代」である一方、 「社内政治、

国内での競争さえやってれば いい」という意識

が強く、スマートフォン をはじめとする新たな

テクノロジーに対応 することにも遅れ、日本経済

の地盤沈下の 一因を作った責任のある世代である

とも 言えよう。 


 今後、早期退職募集の流れは強まりこそ すれ、

衰えることはない。 40代のいわゆる就職氷河期

から下の世代は、危機感を持って生き残りに必要

なスキルや 人脈を身につける必要があるだろう。


 【転載終了】 

 **************************** 


 「人生100年時代、生涯現役」はどう

なったのか? 


 政権が企業と組んで詐欺を働いたのか。


 人生50年を残し失業者では生きること

さえも難しくなる。 


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

0コメント

  • 1000 / 1000