年間出生数、過去40年で半減・・・

 Business Journal 


 【転載開始】


 ■年間出生数、過去40年で半減・・・ 

 国の想定超えるペース 

 019.12.18  ※抜粋。 


  深刻な数字が社会に突きつけられた。

「2019年の出生数、87万人割れ確実」 

というものだ。 

もちろん、過去最少である。 

今月10日、衛藤晟一少子化対策担当相が 

閣議後の記者会見で明らかにした。  


 1899年の統計開始から初の90万人 

割れで、政府機関の想定よりも2年早い。 

数字の根拠は厚生労働省がまとめている 

人口動態統計。 

12月下旬に年間推計が公表されるが、 

今年1-9月の出生数は67万3800人 

(速報ベース)。 

落ち込みが前年同期比5.6%減となって 

おり、10月以降もこの水準が続けば 

87万人を下回る可能性があるというのだ。 

2018年の出生数(確定)は91万8400人 

で、1-9月の数字は前年同期比2.5%減 

だった。 

2019年はこれを3.1ポイントも下回った 

のである。 


 出生数を過去のデータから検証してみよう。 

団塊の世代が生まれた1949年の出生数は、 

269万6638人だった。 

2018年の2.94倍である。

 団塊ジュニアが生まれた1973年は 

209万1983人。 

80年代に150万人を割り込み、 

最多期から約40年後の2016年にはついに 

100万人を切った。 

その3年後に90万人割れとなり、 

落ち込みがとまらない。 

19年の出生数を87万人とし、仮に年間

5%減のペースで減少していくと、 

単純計算で30年には50万人を割り込んで 

しまう。 

1-9月の5.6%減という数字はそれほど 

衝撃的だったのである。


 ■出生数の上位は大都市圏  


 19年1-9月の出生数を都道府県別に 

みてみよう。上位10は次の通り。 


・東京都:7万6283人 

・大阪府:4万7988人 

・神奈川県:4万7292人 

・愛知県:4万3919人 

・埼玉県:3万7038人 

・千葉県:3万1366人 

・福岡県:3万734人

・兵庫県:2万9432人 

・北海道:2万4201人 

・静岡県:1万8655人  


 これは前年の1-9月もまったく同じ順位 

である。

人口の多い大都市圏を中心とした都道府県が 

上位を占めている。 


 注目は女性1人が生涯に産む子どもの 

推定人数を示す「合計特殊出生率」。 

全国ベースでは1965年に2.14人

だったのが、1975年には1.91人 

に低下。 

その後、平成に入った1990年に 

1.54人になり、2005年には 

1.26人まで下がった。


 ここ数年は1.4人台。

 15年は1.45人、18年は1.42人 

と再び下落傾向にある。


 【転載終了】 **********************


 増税も暮らしにくくする一つの要因 

でもあるので、非常にタイミングの 

悪い消費増税10%と言えるでしょう。

 

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