伊藤詩織さんセカンドレイプにも法的措置表明 !

 LITERA 


 【転載開始】


 ■伊藤詩織さんセカンドレイプにも法的措置表明 

 山口敬之を擁護してきた安倍応援団の醜悪反応 

 百田尚樹、小川榮太郎、はすみとしこ・・・ 

 2019.12.20 12:11 


 ジャーナリストの伊藤詩織さんが、 

元TBS記者・山口敬之氏に“全面勝訴” 

した東京地裁の判決から一夜明けた 

19日、山口氏と伊藤さんが都内の 

外国特派員協会で記者会見を開いた。 


 午後1時に始まった山口氏の記者会見 

では、山口氏の代理人である北口雅章 

弁護士が 

「伊藤さんは明らかに嘘をついている」

「彼女が『Black Box』に書いたことは 

すべて嘘か妄想」などと“攻撃”。 

山口氏は「自分は無罪だ」などと主張し、 

年明けに控訴する意向を示した。  


 一方、午後3時からの伊藤さんの会見 

では、質疑応答のなかで山口氏側が 

「嘘をついている」と主張した部分に 

ついて明確に反論しつつ、事件の報道後、 

自身に向けられた「セカンドレイプ」の 

誹謗中傷について、今後の法的措置を 

検討していることを明らかにした。  


 「民事で一度ピリオドが打てましたの 

で、次にはこういった方々からの攻撃に 

ついての法的措置を考えています。と 

いうのはやはり、そういった措置を行わ 

なければどんどん続いてしまう。一番心 

苦しく思うのは、そういったコメントを、 

私に対するコメントを見て、他のサバイ 

バーの方も『やっぱり自分が話したら同じ 

ように攻撃されるんじゃないか』という 

ような、本当にネガティブな声で性暴力 

サバイバーたちに向かっているような声 

を、ウェブに残してしまうこと自体が、 

本当にいろんな人を沈黙させてしまう 

理由になると思うので、それは法的措置 

をとりたいと考えております」 


 周知のように、「週刊新潮」(新潮社) 

がこの問題を報じ、伊藤さんが実名会見 

を開いて以降、ネット右翼や安倍応援団 

界隈から「工作員」「売名目的」 

「左翼の神輿」なる誹謗中傷が展開され 

た。 

たとえば、ヘイト漫画家のはすみとしこ氏 

は、「枕営業大失敗!!」などと文言を付し

詩織さんを模した女性のイラストを公開。 

自民党の杉田水脈衆院議員もBBCの取材に 

「彼女の場合はあきらかに、女としても 

落ち度がありますよね」と語っている。 


 なかでももっとも伊藤さんへの 

「セカンドレイプ」を扇動してきたと言え 

るのは、花田紀凱編集長率いる雑誌 

「月刊Hanada」(飛鳥新社)だろう。 

憲法審査会が山口氏を「不起訴相当」と 

議決した後、「Hanada」は山口氏をいち 

早く誌面やネット番組で“復帰”させただけ 

でなく、 「性被害者を侮辱した「伊藤詩織」

の正体」 (小川榮太郎著)なる

“バッシング記事” まで展開している。 


  記事の著者である小川氏といえば、 

『約束の日 安倍晋三試論』(幻冬舎)と 

いう“安倍ヨイショ本”でデビューした自称

文芸評論家。 

「Hanada」記事の中身は、まさに 

「セカンドレイプ」としか言いようがない 

代物だった。 


 小川氏はこのなかで 

〈伊藤氏は妊娠の事実がないことを確認した 

にもかかわらず、山口氏に対して執拗に妊娠 

の可能性を訴え、金銭を取ろうとした〉など 

と主張。 

このような誹謗中傷と陰謀論を書き連ねている。 

 〈誰に唆されたのか知らないが、虚偽を重ね 

て、あなたに親身になろうとしていた一人の 

男性を破滅させ、家族に身の置き所をなくさせ、 

その父親を失意のうちに死に至らしめた。〉 

 〈性被害者を装い、世界の輿論を虚偽で掻き 

まわすことで、世界中で真の性被害に苦しむ人 

たちの苦悩を悪用し、侮辱した。〉 

 〈あなたの周囲には、山口氏を貶める政治的 

な理由を持った人たちが群がっている。〉  


 あらためて言っておくが、東京地裁の判決 

では、伊藤さんの供述について 

「供述の重要な部分に変遷が認められない」 

などとして信用性を認めた一方、性行為に同意 

していたと主張する山口氏の供述については 

「重要な部分において不合理な変遷が見られる」 

「客観的な事情と整合しない点も複数あり信用 

性に疑念が残る」などと認定。 

山口氏が伊藤さんに1億3000万円の損害賠償を

求めた反訴についても 

「性犯罪の被害者をめぐる状況を改善しようと 

被害を公表した行為には、公共性や公益目的が 

あり、内容は真実だと認められる」とし、 

全面的に退けている。 


 被害の訴えや証言を「虚偽」と断じ、逆に 

「一人の男性を破滅させ」などと山口氏を 

“被害者”に仕立て上げて、ましてや 

「世界中で性被害に苦しむ人たちの苦悩を悪用 

・侮辱した」などと伊藤さんを毀損するのは、 

まさに会見のなかで指摘されたように、 

性被害サバイバーや社会に「沈黙」を強いる 

恫喝的攻撃と言わざるを得ない。  


<中略>■安倍首相御用評論家・小川榮太郎は 

    詩織さんの下着を事細かにあげつらう 

    卑劣攻撃


 ■百田尚樹、はすみとしこ、杉田水脈、和田政宗 

 ら極右安倍応援団は判決に…  


 足立氏が言っている「山口氏と共にした 番組」

というのは、ネトウヨ御用達のネット 番組

『報道特注』のことだろう。 事件報道前、山口氏は

この『報道特注』の 準レギュラーという位置付けで、

上念氏や 足立氏とも共演していた。 

そして、2017年9月に伊藤さんが検察審査会に申し

立てていた審査について「不起訴相当」 の議決が

なされた翌10月、山口氏は『報道特注』 の

「第一回ファンクラブ公開収録」なる企画に参加

して“復帰”した。 その会で山口氏を出迎えたのが

上念氏と足立氏、 そして自民党の和田政宗参院議員

と、自民党 のネット番組のMCも務める生田よしかつ氏

だ。 


 この「第一回ファンクラブ公開収録」で、 山口氏

が「僕、人前に出るのすごい久しぶり なんで」と

あいさつすると、会場からは気持ちの悪い笑いと拍手

がわいた。

 続いて司会の生田氏がこう呼びかけると、詰め掛けた

「ファン」は一層大きな拍手を送ったのだった。 


 「はからずもですけど、今回の公開収録はです ね、

もちろん足立さんの当選記念と、めでたく日 の目を

みられるようになった山口さんの"おめでとう会"でも

ございますので、もう(一度拍手を) お願いします」  


 確認しておくと、この時点で山口氏は詩織さんと

民事で係争中である。 

そんな人物を「めでたく日の目を見られるになった」 

とか「おめでとう会」などと言って持ち上げる神経 

を疑うが、山口氏もこれに乗っかって

「もし、知ら ない方がいたら、ネットなど検索しない

でおいていただけると(助かる)」などと話し、会場の

グロテスク な笑いを誘っていた。 


 20日11時現在、和田議員と生田氏はTwitterで伊藤さん

の勝訴の件に触れず、山口氏を擁護し 「おめでとう会」

まで開いたことについて、一切の 沈黙を決め込んでいる。 

BBCの番組で「彼女の場合はあきらかに、女としても

落ち度がありますよね」と伊藤さんを貶めていた 

杉田水脈議員も同様だ。


 杉田氏についてさらにいえば、2018年2月には、

『日本の病巣を斬る!』なるネット番組(配信は 

『報道特注』と同じ「文化人放送局」)で、前述 

のはすみとしこ氏や自民党・長尾敬衆院議員らと 

共演し、

「私はああいう人(詩織さん)がいるおか げで、

本当にひどいレイプ被害に遭っている人たち 

ことが、おろそかになってしまうんじゃないかって 

いうようなことをね、(BBCに)言いました」など 

と自慢げに語っていた。 

さらに、杉田議員から

「これね長尾先生、国会でやる でしょ?」と振られた

長尾議員も

「ハハハ、これね (笑)。おかしいよね」と吐き捨て

ながら同調するなど、極めて醜悪なやりとりを重ねて

いた。 

なお長尾議員も20日現在、伊藤さんの勝訴について 

完全にだんまりを決め込んでいる。  


 他方で、イラストで伊藤さんを誹謗中傷し、SNS

〈伊藤詩織嬢は偽物のレイプ被害者〉

〈伊藤詩織嬢 は、自分のステップアップの為に、

「可哀想な性被害 者」を演じ、利用する事を今すぐ止め

るべきです〉 などと投稿していたヘイト漫画家・

はすみとしこ氏は、 判決後、過去の複数の誹謗中傷

イラストを再掲し、 


 〈「山ロ(ヤマロ)沙織〜オシリちゃんシリーズ(計5 作品)」

の風刺画はフィクションであり、実際の人物や団体とは関係

がありません。故に今回の地裁判決により作品を削除する

意向は、当方にはございません〉 

(19日ツイート)などと開き直った。  


 また、今年8月に〈小川さんの「月刊Hanada」へ の寄稿、

すごく面白い!伊藤詩織氏の主張がめちゃ くちゃなのもよく

わかる。常識的に見て、強姦は有り 得ないと思える。ただ、

なんで山口氏はコンドーム を付けずにやったんだろうか?

 伊藤氏がそれに合意 したのかな?〉とツイートし、

前述の小川榮太郎氏による伊藤さんへの“バッシング記事”

を大絶賛していた百田氏は18日、判決を報じるニュース

をリツイートし 

〈合意のないセックスの賠償金が330万円か。それが高い

か安いか妥当かはわからん。けど、合意ないセック スは

あかん以前に、全然楽しくないやろと思うが…。〉 

〈昔の人はいいこと言うなあ。タダほど高いものはない。

 安物買いの銭失い〉などとツイートし女性蔑視丸出しで

お金の問題に矮小化したのに加え、吐き捨てるよう に

〈個人的意見を一言だけ言わせてもらえば、「下品 な事件」

!〉

〈「山口・伊藤」裁判の一審判決につい て、一言だけ感想

を書く。ゴムしてたら、あるいは別 の判決が出た可能性も

あるのでは……知らんけど〉と 投稿するなどしている。  


 いずれにしても、東京地裁が伊藤さんの主張の信頼性

を認め、全面勝訴とも言っていい判決を出したことは

当然だが、伊藤さんが「セカンドレイプ」に対し法的

処置を考えていると明言したことは、極めて大きな意味

を持つはずだ。  


 日本では、女性が性被害やセクハラ被害を訴えると、 

必ずと言っていいほど、SNSなどで「ハニートラップだ」 

とか「売名行為」などというレッテル貼りが行われる。 

「そんな服を着ているからレイプされてもしかたない」 

というような、愕然とする言葉すらまかり通るほどだ。 

そうした「セカンドレイプ」の暴力によって、被害者 

は傷つき、沈黙を強いられ、社会も性被害の問題を 

タブー化してしまう。 

だからこそ、伊藤さんの表明は、この現状に一石を投じ、 

社会を改善へと向かわせるものになるはずだ。

本サイト として、全面的に支持したい。

 (編集部) 


 【転載終了】 

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 「月刊Hanada」を媒体とし、絶対権力を 

バックに言いたい放題でしたね。


 ネットゲリラ氏でしたか?このような称号 

を彼らにに与えました。

「安倍晋三と不愉快な仲間たち」。 

言いえて妙ですが、まさにそのとうりですね。

 

LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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