アベ友「不起訴」検察審査会の疑惑・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■詩織さんの不服を却下
アベ友「不起訴」検察審査会の疑惑
公開日:2019/12/25
伊藤詩織さんが元TBS記者・
山口敬之氏からのレイプ被害を訴え、
勝訴した民事訴訟。
東京地裁が「合意のない性行為」と
事実認定したことを受け、東京地検
の不起訴処分に批判が集まっている。
山口氏が“アベ友”だったため、逮捕
に続き、起訴も免れたのではないか。
起訴して刑事裁判で白黒ハッキリさ
せるべきだ――。
そんな声が湧き起こっているのだ。
だが、検察自ら腰を上げ起訴する
「再起」の道はあるものの起訴は極め
て困難だ。
2017年5月の詩織さんの不服申し
立てに対して、検察審査会が同年9月
「不起訴相当」の決議を下しているか
らだ。
検察審査会は有権者からくじで選ばれ
た11人の審査員が、「不起訴」の
妥当性を判断する制度。
「一事不再理」により、詩織さんは
再度申し立てできないのである。
ところが、検察審査会の審査に疑惑が
あったとしたら話が違ってくる。
「健全な法治国家のために声をあげる
市民の会」(八木啓代代表)の情報開示
請求に対して、東京第六検察審査会は
昨年12月、一部文書を開示している
のだが、八木代表は驚いたという。
「通常、法的なアドバイスをする補助
弁護士が付くのですが、詩織さんの審査会
にはいませんでした。審査員は法的な
論点を理解できません。また、どんな
証拠が提出され、どのような議論を経て
『不起訴相当』の判断に至ったのかの
理由が一切示されていないのです。
ちゃんと審査されたのか疑問です」
■不透明で異例ずくめ
例えば、小沢一郎衆院議員の陸山会
事件を巡って、2013年に検察審査
会が下した「不起訴不当」の決議では、
A4で14枚にわたって詳細な理由が
示されている。
さらに、八木代表の目を点にさせ
たのが、審査員選定の立会人だ。
過去には立ち会った検事と判事の実名
が開示されていたが、詩織さんの審査
会分はなぜか黒塗りだった。
突然の不可解な変更について、
八木代表が審査会に問うと事務局は
「自筆署名なので個人情報とみなし、
今回から不開示にした」と答えたと
いう。
「安倍案件である森友問題と詩織さん
の検察審査会は、不透明で異例ずくめ
という印象です。恐ろしいのは、市民
が下した判断だけに“悪しきお墨付き”
になること。実際は、政治介入の余地が
あり、そのことを外から一切検証でき
ないのです。まずは、メディア、国民
が検察審査会に関心を持つことが必要
です」(八木代表)
安倍政権が検察審査会まで押さえて
いるとすれば、アベ友は安泰か。
もはや法治国家とは言えないんじゃな
いか。
【転載終了】
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「検察審査会」は信用できませんよ。
前例では、小沢氏の「陸山会事件」
です。
審査は2回行われたのですが、人員が
入れ変わっているのに、1回目と平均
年齢が全く同じだったのです。
どう見ても、有権者からくじで選ば
れた11人の審査員で平均年齢が一致
することは、1/数十万の確率だそう
です。
審査会自体が不正で行われていること
が濃厚です。
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