安倍首相が詩織さんへのセカンドレイプ繰り返す「Hanada」に堂々登場!
LITERA
【転載開始】
■安倍首相が伊藤詩織さんへの
セカンドレイプ繰り返す「Hanada」
に堂々登場!
あの山口敬之と山口擁護の小川榮太郎
と表紙で“共演” 2019.12.26
伊藤詩織さんとの民事裁判に全面敗訴
した元TBS記者・山口敬之。
この「安倍首相に近いジャーナリスト」
を徹底的に擁護し、伊藤さんへの
「セカンドレイプ」を執拗に繰り返す
メディアがある。
花田紀凱編集長率いる「月刊Hanada」
(飛鳥新社)だ。
周知のように、官邸御用ジャーナリスト
や極右文化人らで執筆陣を固め、
安倍政権擁護とリベラル野党バッシング、
中国・韓国に対するヘイト攻撃を展開して
きた同誌は、性的暴行が表沙汰になって
以降は「私を訴えた伊藤詩織さんへ」
(2017年12月号)なる独占手記をはじめ
山口氏を継続的に起用し、その“復帰”を
サポート。
2019年10月号からは、自称文芸評論家・
小川榮太郎氏による“伊藤さんバッシング
記事”を連続掲載した。
さらに今月18日の地裁判決当日には、
花田編集長がセッティングした記者会見
で山口氏が 「伊藤さんは虚言癖というべき」
「伊藤さんは性被害者ではありません」
などとまくし立てている。
そんな“セカンドレイプマガジン”と
呼ばれても仕方ない極右雑誌「Hanada」
だが、今週、書店に並んだ最新号の表紙
を目にして、思わず言葉を失ってしまった。
なんと、安倍首相の“独占インタビュー”
が右肩トップに堂々と載っているのだ。
しかも、その表紙には、例の山口氏と
小川氏の名前が大きく出ているではないか。
もっとも、安倍首相が「Hanada」の
インタビューに応えるのは今回が初めて
ではないが、日本の現職総理がまさか
このタイミングで「セカンドレイプ」を
扇動するような極右雑誌に登場、
あろうことか、山口氏や小川氏と表紙で
仲良く“共演”するとは……。
いったい、この人の頭の中はどうなって
いるのだろう。神経を疑わざるを得ない。
首相動静によれば、このインタビュー
が収録されたのは今月5日。
安倍首相は午後2時半から首相公邸で
約50分間の取材を受けている。
「桜を見る会」問題で激しく追及される
なか国会でもまともに説明せず、
かたや性被害者バッシングを繰り返す
ような雑誌に長時間を割くなんて、
まったく、国民に馬鹿にしているのか
という話だが、肝心のインタビューの
中身も、もっぱら極右応援団への
アピールだった。
満面の笑みを浮かべる安倍首相の
グラビアに続き、15ページにわたって
掲載された安倍首相独占インタビュー
のタイトルは、
「習近平と文在寅には一歩も譲りま
せん!」。
今月24日からの日中韓3カ国首脳会議、
1年3カ月ぶりの文在寅大統領との首脳
会談、来春に内定している習近平国家
主席の国費来日に対する“極右界隈の反発”
をなだめようとの意図は明らかだった。
たとえば、韓国については
「韓国には日韓関係の基本をなす日韓
請求権協定の違反状態を是正して、
国と国との約束を順守することによって、
日韓関係を健全な関係に戻すきっかけを
つくることを今後も強く求めます」
「安倍政権が韓国との根本原則で譲る
ということはあり得ません」と語って
いる。
中国に関しては領海侵犯について
「引き続き、日本側の強い意志を中国側
にしっかり伝えていきます」などと述べ、
「どの国に対しても、今後とも安倍政権
は言うべきことはしっかりと言い続ける。
この姿勢は揺るぎません」と“毅然とした
対応”をアピールしている。
だが、周知のように安倍首相がとった
のは中国・韓国との協調路線だった。
実際、24日の 「日中韓ビジネス・サミット」
で、 会場の成都が三国志時代の蜀の首都で
あったことを持ち出して
「我々3カ国が共に協力し、国際社会と
共に発展する、新しい三国時代を築きた
い」などと語っている。
表現の陳腐さはともかくとしても、
国際社会に中国・韓国との融和をPRした
わけだ。
しかし、とりわけ 「戦後最悪の日韓関係」
を招いた原因 は、輸出規制など安倍政権に
よるゴリゴリの“報復”だったことを忘れては
いけない。
そもそも歴史修正主義者の安倍首相は、
これまで中国と韓国を“仮想敵”にする
ことで何度も政権浮揚を図り、
その“強硬姿勢”で保守層の支持を確固たる
ものとしてきた。
つまり、安倍政権の方針転換は、
明らかに東アジア情勢を見据えた米国、
トランプ大統領の圧力にしぶしぶ従った
に過ぎない。
まさに国際社会(米国)と極右の
身内とで使い分ける“二枚舌作戦”だ。
一方で中国に対しては、アメリカ
議会が香港人権・民主主義法を可決
したのをはじめ民主主義諸国が強く
非難する、香港での民主化デモ弾圧
やウイグルにおける人権弾圧問題に
ついても、最低限の懸念を伝えた
だけ。
どこが、言うべきことはしっかり
言う、なのか。
まいど同じ手口を使われても なお、
安倍首相に心酔してやまない“自称保守”
たちのマヌケさ と言ったらないが、
裏を返せば、 それだけ安倍首相にとって、
極右連中は“特別扱いの上客”ということ
なのだろう。
実際、「Hanada」のインタビュー
では「桜を見る会」問題に関しても
語っているのだが、そこでは、
安倍首相が直接口に出せないことを
代弁するかたちで、インタビュアー
がゲスな野党批判を次々繰り出して
いた。
■安倍首相、山口敬之、小川榮太郎
とならんで「桜を見る会」批判を攻撃
たとえば、問題の「前夜祭」をめぐる
ホテルニューオータニへの少なすぎる
支払いについて、インタビュアーが
「それ(参加者800人)よりも少ない
人数分の料理を用意するのが常識で、
料金もその分安くできる。こんなこと
は野党の連中だって知っていること」
と言えば、安倍首相が
「現に他の多くの議員の方々も、私の
設定した金額以下で会を行なっておら
れたとも聞いています」と息を合わせる。
さらに、
「(野党が)夕食会の次はジャパンライフ
の問題や昭恵夫人に対する バッシングを
始めたり、まさにモリ カケ問題と同じ構図」
と振られれば、
「あまりにも事実と異なる批判があること
も事実」
「インターネット上などでは『おか しいの
ではないか』と反論をしていた だいている
ことも承知しています」 と語る、といった
調子だ。
こうした“安倍政権全面擁護”と
“批判の打ち消し”を代弁してくれることこそ、
安倍首相が「Hanada」と いう“極右雑誌”を
重用している理由 だが、その最たるものが、
表紙で 安倍首相と“共演”している山口敬之氏
と小川榮太郎氏だ。
山口氏は「『桜を見る会』騒動
売国野党と朝日に中国共産党の影」 なる記事
で野党を「巨大ブーメラン」 だと攻撃するが、
中身は羊頭狗肉も いいところ。
小川氏は 「『桜を見る会』狂騒曲」なる章題
で安倍首相を徹底擁護し、
〈野党のみならず、特定のメディアが 積極的
に、無理な「仕掛け」と「煽り」 に大きく
加担している〉
〈我々は嗤ってみているうちに、実は ある
「無血革命」のプロセスに、すで に乗せられ
てしまっているのではある まいか──〉と、
お得意の“左翼マスコミ陰謀論”を展開 している。
『約束の日 安倍晋三試論』や『総理』
(ともに幻冬舎)など“安倍ヨイショ”を 食い
扶持にしている二人は、もはや現政権 と
“運命共同体”の関係にある。
ある種、安倍首相が山口氏や小川氏と
「Hanada」で肩を並べていることは、
日本の現職総理がいかに“極右のお仲間”
だけを大事にしているかの証明と言える
だろう。
しかし、繰り返すが、性的被害を訴え
られた民事裁判で全面敗訴した山口氏も、
その山口氏を全面擁護する小川氏も、
現在進行形で伊藤さんへのバッシングを
繰り出している人物だ。
そして、安倍首相が嬉々として独占
インタビューに応じた「Hanada」は、
こうした性暴力サバイバーへの
「セカンドレイプ」を増幅させている
メディアである。
19日、伊藤さんは日本外国特派員協会
での記者会見で、「Hanada」やヘイト
漫画家のはすみとしこ氏を
「セカンドレイプ」の例にあげた
「フランス10」の記者から、
「高裁で勝訴した場合、そういうセカンド
レイプ的な表現をしてきた人たちを訴える
可能性はあるか」と質問され、今後、
法的措置をとる考えを示した。
「民事で一度ピリオドが打てましたら、
次にはこういった方々からの攻撃につい
ての法的措置を考えています。というの
はやはり、そういった措置を行わなけれ
ば、同じことがどんどん続いてしまう。
一番心苦しく思うのは、私に対するそう
いったコメントを見て、他のサバイバー
の方も『やっぱり自分が話したら同じよ
うに攻撃されるんじゃないか』と
(思うこと)。
性暴力サバイバーたちに向かうネガティブ
な声をウェブに残してしまうこと自体が、
本当にいろんな人を沈黙させてしまう理由
になると思うので、法的措置をとりたいと
考えております」
これを受けて花田編集長は21日、
自身のネット番組『週刊誌欠席裁判』で
「『月刊Hanada』はまあ、なんていうか
ずっと小川さんの論文でですね、伊藤詩織
批判を続けてきたわけですけど、まあ敗訴
になって」と述べたが、謝罪は一言も
なかった。
逆に、この期に及んでぶちまけたのは
「非常に偏向したというか」
「極めて異例の判決っていうか、おかしい
なあって私は思いますね」という裁判所へ
の不満。
伊藤さんの会見についても
「まあ腹立たしい会見でしたね」と言って
のけ、こう嘲笑した。
「外人記者のなかでですね、『フランス10』
の記者だかなんだかが、ようするに、うちの
雑誌のことをですね、なんだっけ、なんつった
んだっけ、『月刊Hanada』はセカンドレイプ
だと、こう言うんですね。通訳の人はさすがに
“セカンドレイプ”っていうのは訳さなかったで
すね、“ノートリアスマガジン”みたいなことを
言ってました。ようするに“悪名高き”って。
『月刊Hanada』は“悪名高き雑誌”になっちゃっ
てですね、へっへっへ(笑)。そういう人たち
が、かなり外人記者クラブの会見には来てる
わけですよねえ」
「セカンドレイプ」との批判に反省の色を
一切みせない“極右雑誌”と、その独占インタ
ビューに嬉々として登場し、あまつさえ
山口氏と“共演”した総理大臣。
国際社会から見れば、「セカンドレイプの一味」
と受け取られても仕方ないだろう。
安倍首相には、山口氏の逮捕取りやめの件も
含め、このことをしっかり説明する義務がある。
(編集部)
【転載終了】
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>「外人記者のなかでですね、『フランス10』
の記者だかなんだかが、ようするに、うちの
雑誌のことをですね、なんだっけ、なんつった
んだっけ、『月刊Hanada』はセカンドレイプ
だと、こう言うんですね。・・・・・・
『月刊Hanada』は、日本だけではなく、
国際社会からもバカにされるでしょうね。
こんな雑誌、誰が読むんでしょうか?
ネトウヨかな?
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