日刊ゲンダイDIGITAL 


 【転載開始】


 ■京都市長選 野党共闘に水を差す 

 「共産党NO」広告の狙い 

 公開日:2020/01/31  


 国政にも影響しかねない。 

来月2日投開票の京都市長選をめぐり、 

京都新聞に掲載された共産党批判の広告が 

物議を醸している。 

一市長選の広告が、国政レベルで進む野党 

共闘に水を差す恐れがある。


 市長選は“自公立国社”与野党5党が相乗り

で支援する 現職の門川大作候補(69)と、 

共産党と、れいわ新選組が推薦する 

弁護士の福山和人候補(58) との事実上の

一騎打ち。 

メディアの情勢調査によると、約2~3割が

投票先を決めていないものの、門川氏が先行。 

福山氏が追う展開となっている。  


 何としても市長のイスを守りたい門川陣営は、

後援団体「未来の京都をつくる会」が26日付

の京都新聞朝刊にデカデカと 

「大切な京都に共産党の市長は『NO』」と

いう広告を掲載。 

〈わたしたちの京都を共産党による独善的な市政

に陥らせてはいけません〉とも訴えた。


 ■反撃ビラ作成に1000万円募金  


 これに共産党の志位委員長は、自身のツイッターで 

〈この種のレッテル貼りを許してはなりません!〉と

批判。 

共産党は反撃の新聞広告やビラを作成するため、

1000万円を目標に募金を呼び掛けている。 


 自民や公明が「NO」ならまだしも、広告の右下に

立憲民主、国民民主、社民それぞれの府連が連名で

載っていたのには 驚く。 


 京都市長選を取材するジャーナリストの横田一氏が

こう言う。 


 「まるで“赤狩り”のようなネガティブキャンペーン

ですが、国政レベルで共闘を呼び掛けている野党の

名前が並んでしまった。次の国政選挙に向け、野党 

候補者のすみ分けが進んでいる地域も あるといいま

す。ある野党議員は『野党 結集をぶち壊す気か』と

怒っていまし たね」  


 野党共闘が瓦解して得をするのは与党だ。 

野党分断を狙って自公が主導して問題広告を載せた

のではないか――。 

広告を出した理由を門川陣営に問い合わせると、 

「府や国と連携できない市長は市政にとって良くない

という意味を込めて制作しましたが、特定の誰かを

名指ししたわけではありません」 とノラリクラリ

だった。 


 「北陸新幹線の延伸など、門川陣営が訴えている政策

は旧態依然のバラマキ政治。それを支持する野党の府連

の姿勢は、国政野党の方針と矛盾しています」(横田一氏) 


 与党を利するような野党なんて必要ない。 


 【転載終了】

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 昔なら「赤狩り」ですが、現代日本では 

「反共デマ」といいますね。  


 保守系が昔からこのようなことをやって

いました。


  戦後70年間というか戦前から何ら変わって 

いないということですね。 


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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