中韓からの“入国拒否”・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■中韓から“入国拒否”
支持率狙いと「やっている感」
の姑息 公開日:2020/03/06
また、安倍首相が唐突に打ち上げた。
5日、中国と韓国からの入国者全員を
指定の場所に2週間待機させる方針を
表明した。
運用は9日から月末まで。
現地に滞在する日本人も対象になる。
入国者を全員2週間も隔離するのは、
異例の措置だ。
事 実上の「入国拒否」である。
「寝耳に水」だった韓国は、
さすがにカンカンになっている。
韓国大統領府の政策室長は5日夜
「過激な措置だ。失望している」 と表明、
在韓日本大使に厳重に抗議するという。
中国の感染者は8万人、韓国の感染者
も5700人と世界1、2位だ。
しかし、日本もすでに感染者が1000人
を突破し、毎日、新たに感染者が出ている。
いずれ中国と韓国から“報復”されるだけで
なく、世界中から入国を拒否される恐れが
ある。
安倍首相は「諸外国で感染が拡大する中、
いまが正念場だ。水際作戦でも積極、果断
な措置を講じる」と説明している。
しかし、2週間の隔離政策が、どこまで
効果を発揮するかは不明だ。
すでに日本政府は、感染者が多い中国の
湖北省や、韓国の大邱市からの入国を拒否
しているからだ。
どうせ実施するなら、もっと早くやるべき
だったのではないか。
そもそも、いまわざわざ日本に来る中国人
と韓国人は少ない。
このタイミングで安倍首相が中国、
韓国からの入国に制限をかけた狙いはなにか。
立正大名誉教授の金子勝氏(憲法)は
こう言う。
「突然、全国一律の“学校休校”を要請した
のと狙いは同じでしょう。コロナ対策が後手
後手となり、安倍政権は支持率が下落して
いた。支持率をアップさせるために慌てて“
やっている感”を出そうとしたのでしょう。
中国と韓国に打撃を与えると安倍支持者が
喜ぶという計算もあったはず。中国の習近平
国家主席の国賓来日が延期になったことも
大きかったのだと思う。気を使わなくてよく
なったと判断したのでしょう。それと、緊急
事態だという空気を広げることで、国民が
“改憲”と“緊急事態法”の導入を受け入れやす
くする狙いもあるのだと思います」
本当に国民の健康と命だけを考えた措置
なのか。
【転載終了】
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中国や韓国は徹底した封じ込めで、
感染の拡大が止まってきているのでは。
それに比べ、日本は手ぬるい感があり、
日本が渡航禁止と入国拒否されるのなら
分かるんですが。
このパフォーマンスで支持率が戻るとは
思えませんが?
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