東京五輪に燻る“日中同年開催”の思惑・・・

 日刊ゲンダイDIGITAL 


 【転載開始】


 ■トランプも延期論を 

 東京五輪に燻る“日中同年開催”の思惑 

 公開日:2020/03/15 


 「無観客での開催はあり得ない。1年 

延期していいかもしれない」 


 トランプ米大統領が13日、東京五輪 

開催の「1年延期」に言及したことを 

受け、五輪関係者らの間に衝撃が広がっ 

ている。 

トランプが五輪開催の是非について発言 

したのは初めて。 

やはり東京五輪は延期されるのか。 

“延期論”が高まる中、政治的思惑もあって、 

“日中同年開催”が浮上しているという。  


 トランプの発言をめぐり、日本国内では 

「中止という選択肢はない」 

(小池百合子都知事)と相変わらず強硬論 

一色だが、IOC(国際オリンピック委員会) 

のバッハ会長は 

「中止や延期はWHO(世界保健機関)の 

勧告に従う」と開催判断を事実上丸投げした。


 スポーツジャーナリストの谷口源太郎氏が

こう言う。 


 「バッハ会長は『WHOは中止勧告まで 

踏み込まない』と高をくくっているのでは 

ないか。IOCはWHOが『パンデミック 

宣言』を出した時点で、開催の是非を主体 

的に決めるべきでした。感染が拡大してい 

る状況で、開催を強行するのは非人道的で 

す」 


 開催中止や延期の声が続出しているが、 

トランプが口にした「1年延期」は現実的 

には難しいという。 

来年8月にアメリカで世界陸上が行われる

ため、日程調整が困難だからだ。 

そこで、五輪関係者らの間でウワサされて

いるのが「2年延期」の可能性である。


 ■コロナに打ち勝った“アジア大会”と 

 アピール 


 2年延期に関しては、大会組織委員会 

の高橋治之理事がすでに米紙の 

インタビューで提案済み。

ある組織委 関係者は 

「万が一、延期なら2年後の開催がいろんな意味

で現実的」と語り、こう続ける。  


 「2022年2月には北京で冬季五輪 が予定

されています。もともと、五輪は夏季と冬季を

同じ年に開催していました。 東京五輪を2年

延期しても、同年開催に 戻るだけ。中止や1年

延期よりも実現 可能な選択肢です」 


 さらに、政治的な思惑も絡んでいるという。 


 「ただ延期するだけでは、コロナに負けた印象

が強く、後ろ向きですが、 “日中同年開催”なら

日中友好の五輪 になる』と前向きな姿勢をアピ

ールで きます。日中友好にも資する。コロナに打ち

勝った“アジア五輪”としても アピールできるでしょう」

 (前出の関係者)  


 日中合同の“アジア五輪”――。 

レガシーづくりに躍起の安倍首相ならやりかねない。


 【転載終了】 

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 真っ当なことが出来ない人間にレガシー 

はどうなんでしょうね?

 

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