下方修正ラッシュは氷山の一角・・・
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【転載開始】
■4643億円の売り上げが消失・・・
下方修正ラッシュは氷山の一角
公開日:2020/03/20
「天災は忘れた頃にやってくる」―。
2008年のリーマン・ショックから
12年、株価暴落は忘れた頃にやって
きた。
多くの投資家が
「株式は元本割れのあるリスク資産」
という投資の基本を再認識しただろう。
個人が保有する 401k
(確定拠出年金)や
NISA(少額投資非課税制度)
や国内投信も多大な影響を受けただろう。
世界2位の運用額
(18年度末で約159兆円)を誇る年金
積立金管理運用独立行政法人(GPIF)
は、安倍内閣のもと14年10月から運用
資産の基本構成比率を変更した。
無リスク資産の債券を減らし、
国内株式25%(変更前12%)、
外国株式25%(同12%)と増やした。
企業年金基金もほぼ同様だが、 足元、
日経平均株価もNYダウも暴落し、
19年度末(20年3月末)の運用資産
の目減りはどれほどだろうか。
黒田東彦日銀総裁は、日銀の保有する
インデックスETFが含み損になる水準
を日経平均株価で1万9500円 水準と
言及した。
年金資金も同程度だろうか。
このままの株価で19年度末を迎え たら
大変だ。
世界の笑いものになりかねない。
日銀短観3月調査(4月1日公表)
では、過去にないほど企業の業況 判断DI
は悪化し、雇用判断や設備投資計画も失望
する数値となろう。
帝国データバンクは、3月4日から11日
に適時開示情報を発表した上場 企業のうち、
「新型コロナウイルス」 の影響を受けたと
して、業績を下方 修正した上場企業は
14社で、前回 調査企業(3月3日時点、
50社)と 合わせて累計64社となった。
64社の下方修正で減少した売上高は
合計4643億円とした。
これは「氷山の一角」であり、 ファンダメ
ンタルズでは、いま株式を 購入する理由は
乏しい。
■新型コロナの悪影響はこれから顕在化
世界保健機関(WHO)のテドロス
事務局長は3月11日、新型コロナウイルス
の感染拡大をパンデミックと 発表した。
ワクチンや治療薬の開発は年内困難と思われる。
日銀の異次元金融緩和に「出口」が 見えない
ように、ウイルス感染阻止も 「出口」が見え
ない。
マクロン仏大統領は
「過去100年で最大の衛生上の危機」 とし
国境閉鎖も辞さないようだ。
「天災は忘れた頃にやってくる」で各国 の渡航
制限、入国規制などの悪影響は これから顕在化
するだろう。
株式市場は「見切り千両、損切り万両」 である。
【転載終了】
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日本は、「アベノミクス」が無理やり
株高を維持してきたので、ダメージは
数倍でしょうね。
今後、20000円超えることことは、
当分ないでしょうね。
「アベノミクス」が常軌を逸した弄り方
をしなければ、ですが。
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