山尾、山本太郎、玉木氏と自民・石破派議員が勉強会!

 田中龍作ジャーナル 


 【転載開始】


 ■山尾、山本太郎、玉木氏と自民・石破派議員 

 が勉強会 2020年4月3日 


 中選挙区制だった頃、自民党の勉強 

会は新派閥の立ち上げにつながった。 

派閥は党内党と言われるほど政治力が 

あった。 


  与野党の反体制勢力がきょう、国会 

内で開かれた勉強会に参加した。 


  顔ぶれは—  


 立憲を離党した山尾志桜里議員。 

昨夏の参院選で旋風を巻き起こした 

れいわ新選組の山本太郎代表。 

連合に支援されているのにもかかわら 

ず消費税減税を唱える玉木雄一郎・ 

国民民主党代表。  


 自民党からは中谷元・元防衛大臣 

と齋藤健・元農水副大臣。 

二人とも安倍独裁に抗う石破派の 

重鎮だ。  


  与野党とも官邸、党内執行部、 

巨大労働組合の圧力にもめげずに物申す 

政治家たちである。 


  政治部の記者さんたちや週刊誌は 

色めきたった。 

山尾、玉木、山本太郎のスリーショット 

を狙うカメラマンは、やや後ろにいる 

山本に前へ出るよう促した。 


 勉強会のテーマは 

「国際人道法違反を裁けない日本の法 

 体系を考える」。 


 現在、自衛隊が海外で戦争犯罪などを 

犯しても、日本で裁く法律はない。 

それを問題視し、裁ける法律を作ろうと 

いうのが勉強会の趣旨だ。  


 安倍首相の肝煎りで憲法解釈をねじ 

曲げて実現した集団的自衛権の行使だ 

が、とんでもない法律の不備があるの 

だ。 


  勉強会のテーマも反安倍なのである。 


 勉強会が終了すると記者団が山尾議員 

や山本代表らを囲んだ。 


 山本代表は山尾氏や玉木氏を評価した―  

「今の野党の状況はかなり閉塞感がひどい。

そう考えるならば(山尾、玉木両氏は) 

スター選手。胆力がある。とにかく一歩で 

も前に進める努力を日々重ねていらっしゃ 

る方々だ。信頼できる政治家だと思う」。 


 玉木代表は「右も左もなくていいね」と 

コメントした。 


 勉強会の発足を一番喜んだのは山尾議員 

だった—  

「左右とか立場関係なくやらなきゃいけ 

ないテーマがあって、国民国家のために必要 

と思ったら立場を越えてリスクもとってやろ 

う。共通項がある人とはいくらでもやって 

行きたい」。 


 「法を作るという作業を政党とか役所とか 

政治家だけに独占させないで、外にオープン 

にして作って行く取り組みは大事だと思いま 

すし、今日その第一ステップとしてはできた 

と思う」 


 「国対政治が永田町に占める大きさみたい 

なものが小さくなっていくかなと思う」 


 与党も野党もない。 

国対も存在が小さくなる。 

既成の秩序にあぐらをかいてきた自民と立憲 

の幹部たちは、内心穏やかでないはずだ。 


 【転載終了】 

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 垣根を超えた集まりは、「れいわ新撰組」 

を中心に「立憲民主党」から山尾氏、 

「自民党」から石破氏が集ったのは大きい 

ですね。  


 一強と言われる安倍政権に党内で対抗する 

事が出来るのは石破派しかないでしょうから。 


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