“周回遅れ”で今更「PCR検査拡大」議論!
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■後手後手コロナ対策 “周回遅れ”で
今更「PCR検査拡大」議論
公開日:2020/04/13
〈なぜ初期に検査を拡大しなかった
のか〉―。
新型コロナウイルス感染の有無を調べる
PCR検査をめぐり、こんな声がネット
上で噴出している。
キッカケは、11日放送されたNHK
スペシャル。
厚労省クラスター(感染者集団)対策班
メンバーで東北大の押谷仁教授の発言が
物議を醸しているのだ。
クラスター対策班は今まで、医療崩壊
や院内感染への懸念という「言い訳」を
並べて検査数を抑制してきた。
さいたま市の西田道弘保健所長も10日、
市内でのPCR検査が2カ月で171件
にとどまっていることについて、
「病院があふれるのが嫌で(検査対象の
選定を)厳しめにやっていた」と本音を
漏らしている。
ところが、押谷教授は、
「PCR検査を抑制したからこそ日本は
ギリギリ持ちこたえている」とのこれまで
の主張を一転、番組内で
「本来、医師が検査を必要と判断しても
検査ができないような状況はあってはい
けない」
「現在感染者が急増している状況の中で、
PCR検査が増えていかないという状況
は明らかに大きな問題」――と指摘。
今ごろになってPCR検査の拡充を訴え
始めた。
安倍首相も検査拡大に前のめりだ。
6日にPCR検査能力を1日2万件に倍増
させると表明。
緊急事態宣言を発令した7日には、テレビ
番組内で
「ドライブスルー(検査)も含めて検討し
ていきたい」と今更ながら語った。
今ごろ、検査拡大を議論しているのは、
他国に比べて“周回遅れ”もいいところ。
欧米はPCR検査に加え、過去に感染が
あったかを調べる「抗体検査」にも着手
した。
山野美容芸術短大客員教授の中原英臣氏
(感染症学)がこう言う。
「検査が感染症対策の基本なのに、日本
政府は検査キットの不足や医療崩壊といっ
た『検査しない』ための屁理屈を並べてき
ました。具体策を講じない政府に、国民は
よく耐えていると思います」
国民はいつまで我慢を強いられるのか。
【転載終了】
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PCR検査を実施して、現状を見えるよう
にするのは必要です。
まだ、日本は感染者実数が分からないから、
呑気な雰囲気があるように感じます。
LINEで、厚労省が感染状況の調査をして
います。
私も参加し、体調は普通状態で出しています。
そして、感染予防に実施していることを回答
しました。
聞くところによると、37,5度以上の発熱が
あると回答した方は2.7万人になるそうです。
無症状者はそのう数倍いるのでは?
約6万人というところでしょうかね?
まだまだ、十分な注意が必要ですね。
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