米GDP、4~6月は40%減・・・
日本経済新聞
【転載開始】
■米GDP、4~6月は40%減
議会予算局が予測下げ
2020/4/25
【ワシントン=河浪武史】
米議会予算局(CBO)は24日、
経済見通しを改訂し、
4~6月期の国内総生産(GDP)が
年率換算で前期比40%減に落ち
込むとの予測を公表した。
四半期ベースでは戦後最大のマイナス
で、失業率も14%に達するとした。
財政赤字は年3.7兆ドルと戦後最悪の
水準となる。
7~9月期以降はV字型の景気回復を
見込み、21年は3%近い経済成長に
戻るとみる。
CBOは超党派の中立機関で、
その経済試算は議会の財政議論のベース
となる。
24日に4840億ドルの追加の新型コロナ
ウイルス対策が成立したため、予測を
修正した。
29日に公表する1~3月期の実質経済
成長率は3.5%のマイナスと予測した。
四半期ベースで減少に転じるのは
2014年1~3月期以来、6年ぶりだ。
20年4~6月期はマイナス幅が39.6%に
拡大すると分析し、4月2日時点の予測
(マイナス28%)から大きく下方修正
した。
全米で新型コロナによる経済封鎖が
広がっているためだ。
米商務省は第2次大戦直後の1947年
から、四半期ベースの成長率を集計して
いるが、マイナス幅が最大だったのは
59年1~3月期の10.0%。
今回はリーマン・ショック直後の
2008年10~12月期(8.4%減)の4倍 近い
大幅なマイナス成長になる可能性がある。
CBOは失業率も4~6月期には14%まで
上昇し、戦後最悪の水準を更新すると
予測した。
もっとも、新型コロナの感染拡大の
封じ込めに成功すれば、7~9月期は
23.5%の大幅なプラス成長に戻るとみる。
20年の成長率はマイナス5%台に沈む
ものの、21年は2.8%のプラス成長と
見込んだ。
大恐慌時は先進国のGDPが1929~32年 に
16%も減少した。
今回は極めて深い景気ショックになる
ものの、短期で回復軌道に復するとの見方
が大勢だ。
連連邦政府の財政は大幅に悪化する。
新型コロナ対策としての財政出動は過去
最大の2.9兆ドルに拡大しており、
20会計年度(19年10月~20年9月)の 財政
赤字は、従来予測の1兆ドルから 過去最悪の
3.7兆ドルに拡大するとした。
GDP比では18%となり、財政も戦後最悪 の
水準になりそうだ。
【転載終了】
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今期の経済は、日本も他人事ではない
と思います。
先日から書いていますが、今の状況が
6月まで続くと中小の企業の6割が倒産危機
に見舞われるということです。
6月まで「緊急事態宣言」延長のようです
ので、中小の危機は現実となるかも 知れま
せん。
金融機関も「マイナス金利」でダメージ が大き
く、融資回収に走る可能性も?
これは、中小に限らず、大手でも人員 削減の
動きが出てくると思います。
失業率はとんでもない数字になるかも知れ ない
ですね。
(既に三菱UFJは2000人の削減追加)
追随する金融機関がありそうですね。
ニュースを見ていると、釣りをする人 とか、
ゴルフをする人とか危機感があり ませんが、
リストラの被害を受けるのは 家族も一緒です。
自覚を持ちましょう。
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