再びコロナ陽性、全国で少なくとも31例。
朝日新聞DIGITAL
【転載開始】
■「治ったはずなのに...」
再びコロナ陽性、全国で少なくとも31例。
厚労省などが「分析中」2020年05月10日
治ったはずなのに、検査で再び陽性になった
新型コロナウイルスの感染者が全国で少なく
とも31人いることが、自治体への取材などで
わかった。
退院後に再び陽性になったケース
■退院後にまたコロナ陽性、全国に31例
再燃か再感染か
治ったはずなのに、検査で再び陽性になった
新型コロナウイルスの感染者が全国で少なくと
も31人いることが、自治体への取材などでわ
かった。
検査で陰性を確認した上で退院し、1カ月後に
再発した人もいる。
体に残ったウイルスの仕業か、2度目の感染か
ははっきりしないが、新型コロナのやっかい
な特徴に専門家も注視している。
検査で陰性と確認された後に再び陽性に
なった事例は、国内では2月末に大阪府で初め
て報告された。
厚生労働省は3月、再陽性が「まれな事例」と
して確認されているとし、退院後も4週間は
健康状態を確認するよう注意を求めた。
こうした例は各地で相次いでいる。
朝日新聞が過去の報道などをもとに再陽性の
事例を調べると、5月6日までに少なくとも
20~90代の計31人で再陽性が確認された。
退院してから症状が出たのが28人。
ほか3人は症状はなかったが、再度の検査で
陽性と判明した。
経過がわかった24人を調べると、退院して
から症状が出るまでの期間は1~31日で平均
9・1日だった。
■「何が起きても不思議はない」
2月末に38・5度の熱やせきが出た名古屋市
の20代女性は肺炎と診断され、新型コロナの
感染が確認された。
10日間ほど入院して退院。
だが1カ月たって再びせきが始まり、検査結果
は陽性だった。
退院後に再び症状が出て、陽性と確認された
人は名古屋市だけでほかに3人。
市の担当者は「新型コロナはまだよく分から
ないもの。何が起きても不思議はないと思って
いる」と話す。
北海道の看護師の40代女性は倦怠(けんたい)
感や発熱が出て、新型コロナの感染が判明。
8日後には症状は消え、その後、保健所の検査
で2日連続陰性になって、退院した。
だが、自宅待機を10日ほど続けた後、勤務先の
病院が念のため検査すると、陽性という結果。
女性は平熱で症状も無かった。
病院は数日おきに検査を繰り返したが、
5回中4回が陽性。
保健所の再度の検査でも陽性になり、退院から
1カ月後に再入院することになったという。
東京都は再陽性の届け出はないと取材に答え
たが、退院後に「具合が悪くなった」という
相談はあるという。
こうした事例について国立感染症研究所と
厚生労働省の研究班も分析中という。
(朝日新聞デジタル 2020年05月10日)
【転載終了】
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ウィルスが残ってしまうのは、どの
ようなことが原因なのでしょうか?
これ、海外の専門家が言うように、
ワクチンができないと収束は難しそう
ですね。
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