生活保護の申請急増・・・
京都新聞
【転載開始】
■生活保護の申請急増
「安定収入得ていた人でも」
休業のホテル従業員や
タクシー運転手ら、京都
2020/5/25
新型コロナウイルスによる経済や
雇用への影響が深刻化する中、
京都市で4月の生活保護の申請件数
が前年同月に比べ、4割増えたこと
が23日までに分かった。
企業の業績悪化や休業に伴う失業や
減収が原因とみられる。
市によると、5月も同様に申請が
相次いでいる、という。
4月の申請件数(速報値)は388件
で、前年同期比1.4倍に増え、3月より
4.8%増加した。
4月は窓口に寄せられた相談件数も
前年同月比46.1%増の1387件に 上った。
市によると、申請者は客足が途絶え
て休業を余儀なくされた飲食店やホテル
の従業員、タクシー運転手らが目立ち、
解雇や自宅待機を告げられた非正規労働
者も多い。
中には、子どもからの仕送りがなくなった
年金生活者もいる、という。
市内の生活保護申請件数は、
リーマン ショックが起きた翌年の2009年度
が ピークで、当時は1カ月で最大633件、
年間計6680件に上った。
近年は減少傾向が続き、昨年度は3956件
だった。
今回、府社会福祉協議会の貸し付け制度
を利用する人も多く、影響が長引いて
生活費が底をつけば、さらに申請者が
増える可能性もある。
市生活福祉課は
「リーマンショックと比べ、影響を受け
た業種の幅が広く、これまで安定収入を
得ていた人が初めて生活保護を申請に
来るケースが多い」と分析。
「今は感染が少し落ち着いているが、
再び感染が広がり休業する事業者が
増えれば、影響がより大きくなる。
申請者に寄り添った対応をしたい」と
している。
【転載終了】
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京都は、観光が主産業なので、今回の
コロナ渦をまともに受けたのでしょうね。
観光が主な収入源のところは、京都に
限らずかなり厳しいのでしょう。
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