大都市の時差通勤は本格導入されるか?

 日刊ゲンダイDIGITAL 


 【転載開始】


 ■緊急事態宣言解除で大都市の 

 時差通勤は本格導入されるか 

 公開日:2020/05/26  


 緊急事態宣言が解除されたからと いって、

すべてが元通りになると 考えている人は、

少ないだろう。  


 「ウチの会社では“コロナ後”の 出勤形態に

ついてどうするか、慌 てて役員会を開いて

カンカンガク ガク話し合っているようです」

 と話すのは、メーカー勤務の 達也さん

(35=仮名)だ。 


 達也さん自身も、2カ月近くに わたるリモート

ワークに疲れて きているが、かといって、

以前の ように普通に出勤できるかと問わ 

れれば、「自信がありません」と、 こう明かす。 


 「対人距離を取ることに慣れて しまって、

もう通勤ラッシュは 無理だろうな、と。

4月は電車も ガラガラだったのが、だんだん、

 ひとつ置きに座るようになって、 それも最近

は詰めて座る人が出て きて、それにイライラ

している 自分がいる。しばらくはリハビリ が

必要そうですね」  


 不動産会社に勤める愛美さん (31=仮名)も 

「通常の勤務形態に戻っても、通勤 に電車は

使わないかもしれません」 と、こう話す。 


 「先日、携帯電話のショップに 入ったら、

マスクをした店員さん がズカズカと近づいて

きたので、 つい『もう少し離れてください』 

って言ってしまったんです。そん なに神経質

なタイプでもなかった んですけど、ソーシャル

ディス タンスが身についてしまって… 

…これじゃあ、もう満員電車なん て乗れない。

当面は“チャリ通勤” するつもりです」 


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企業(115社)を 対象にした新型コロナに関する 

アンケート調査(5月11日発表) によると、

コロナの影響がどの 程度続くかという質問に対し、 

最も回答が多かったのは 

「2020年12月まで」で33.8%。

 次に多かったのが 

「2021年6月まで」と 「2021年12月まで」で、

それ ぞれ21.7%。  


 全体としては、2021年以降 (今後1年以上)

影響が続くという 回答が全体の約6割を占めて

おり、 “Withコロナ”は長期戦になるという 認識

が広まっていることが分かった という。 


 新型コロナ禍の“爪痕”は想像以上 に深い。 

いずれにせよ、一朝一夕で元の生活 に戻れるはず

もないだろう。 


  生活経済ジャーナリストの 柏木理佳氏がこう

言う。  


 「とりわけ通勤ラッシュは“リハビリ” に時間が

かかるでしょうね。(リモー トワークができなけ

れば)自転車通勤や、 それこそ徒歩通勤のために

引っ越すと いう人も増えるかもしれません。そも 

そもラッシュ緩和のための時差通勤は、 コロナ禍

以前からの課題です。これを 機に、大手企業が

音頭を取るなどして、 本格的に取り組む必要があ

ると思いま すね」  


 ようやくラッシュに慣れてきた頃に コロナ禍が

再燃では、目も当てられ ない。


 【転載終了】

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>「ウチの会社では“コロナ後”の 

 出勤形態についてどうするか、 

 慌てて役員会を開いてカンカン 

 ガクガク話し合っているようです」 


 これって、何れ宣言が解除されるの 

ですから、2ヶ月の間に検討しておく 

事ではないのですかね。

 

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