自民で激化「安倍降ろし」の動き!
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■河井夫妻逮捕ならトドメ 自民で激化
「安倍降ろし」の動き
公開日:2020/06/02
政権与党内に衝撃が走った。
“御用メディア”の世論調査でも内閣支持率
が急落、不支持率が過半数を超えたからだ。
産経新聞とFNN(フジニュースネット
ワーク)が5月30、31日に実施した
世論調査で、安倍内閣の支持率は前回調査
から7・7ポイント減の36・4%、
不支持率はナント10・6ポイント増の
52・5%に達した。
不支持率は毎日新聞の調査(24日)で
64%、朝日新聞(25日)でも52%と
増加傾向だが、産経の調査でも50%を
超え、与党内には驚きの声が上がっている。
「産経の世論調査で、自民党の政党支持率
も30%を割り込んでしまった。何があって
も支持してくれる岩盤支持率が30%とみら
れているので、固い支持層も離反し始めてい
るということです。賭けマージャンで辞職し
た東京高検の黒川前検事長への甘い処分にも、
8割が『納得できない』と答えている。この
まま安倍総理を支えていたら、自民党が国民
から見放されそうな雰囲気です」
(自民党ベテラン議員)
そこに追い打ちをかけるのが、前法相の
河井克行衆院議員、妻の案里参院議員の
「Xデー」だ。
公選法違反(買収)で夫妻が仮に逮捕され
れば、それがトドメ。
一気に政局になりか ねない。
■二階幹事長は解散権封じで引導
検察側も正念場だ。
黒川氏の定年延長問題から辞職に至る混乱で
官邸と手打ちしたと見られたら、それこそ
信頼も権威も地に落ちて二度と 這い上がれ
ない。
河井夫妻の容疑は起訴せざるを得ないだ ろう。
その「Xデー」は迫っている。
答弁に立ちたくない安倍首相は6月17日
の会期末でサッサと国会を閉じる意向だ。
その場合、閉会を待っての逮捕になるのか。
勾留延長の期限も考慮すれば、閉会を待たず
来週にも逮捕許諾請求を出す可能性もあ る。
7月中に勇退するとみられる稲田検事総長
への“はなむけ”として、在任期間中の起訴に
持ち込むには時間が足りなくなる恐れも ある
からだ。
会期中に現職議員、それも前法相で安倍側近
の夫と妻が逮捕されれば、任命責任が 問われる。
野党から不信任決議案が出されるのは確実 だ。
それを数の力で否決したところで自民党は ジリ貧。
党内で安倍降ろしが激化するだろう。
安倍首相が活路を見いだすには、解散総選挙 で
勝負に打って出るしかない。
だが、自民党の二階幹事長は1日の会見で
「特に今、早期解散の必要性を感じているわ けで
はない。今は新型コロナウイルス問題の 解決に
懸命の努力をするべきだ」 と否定的な見解を示した。
「事実上、首相の解散権を封じ、引導を渡し たに
等しい。秋の党役員人事で、安倍首相は 二階幹事長
を交代させる意向だと言われていま した。それを
二階氏が黙って受け入れるとも 思えない。首相と溝が
深まっているという 菅官房長官、あるいは石破元幹事長
と連携して、 安倍降ろしに動くのではないか。解散権
を封じ られた安倍首相に残された道は退陣しかありま
せん」(政治評論家・本澤二郎氏)
「安倍NO」の世論に押され、二階幹事長が 安倍の
首に鈴をつけるのか。 終盤国会は俄然、緊迫してきた。
【転載終了】
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長期の割には経済政策など成果のない
政権です。
そろそろ退場したほうがいいでしょうね。
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