新型コロナ防止はやはり「3密回避」が重要!
日刊ゲンダイ ヘルスケア+
【転載開始】
■新型コロナ防止はやはり「3密回避」
が重要 カナダ誌で論文
2020年06月08日
去る5月25日、新型コロナウイルス
に対する緊急事態宣言が全国で解除され
ました。
新規感染者の人数が一時的にではあるに
せよ、減少していることは間違いないで
しょう。
世界的には依然として猛威を振るって
いる新型コロナウイルスに対し、
学校の休校や、不要不急の外出自粛、
人と人との距離をとるソーシャル・
ディスタンシング(社会的距離)など、
流行の拡大を防ぐためにさまざまな方法
が実施されています。
また、インフルエンザのように、
気温や湿度などの環境的要因も流行状況
に影響を及ぼす可能性があります。
そんな中、新型コロナウイルスの感染
拡大に、どんな要因が、どれほど影響し
ているのかを検討した研究論文が、
2020年5月8日付でカナダ内科学
会誌に掲載されました。
この研究では中国、韓国、イラン、
イタリア以外で、新型コロナウイルス
感染症の発生が確認された144地域
(37万5609人)が対象となりま
した。
2020年3月7~13日の平均気温、
平均湿度、学校の休校措置、集団集会の
制限、ソーシャル・ディスタンシングの
実施が、同3月21~27日における
流行状況に、どのような影響を与えたの
かが検討されています。
解析の結果、新型コロナウイルスの
感染者数は、集団集会の制限で35%、
学校の休校措置で37%、 ソーシャル・
ディスタンシングの実施で38%、
統計的にも有意に低下しました。
他方で気温や湿度の上昇については、
明確な関連性は示されませんでした。
この研究から明らかなのは、新型コロナ
ウイルスの流行に気温や湿度が与える影響
はわずかであるということ。
そして感染予防としての手洗いに加え、
いわゆる3密(密閉、密集、密接)の回避
が流行の拡大防止に重要であるということ
です。
【転載終了】
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現在、夜の店での感染拡大(3密状態)
状況が報告されていますが、通勤ラッシュ
(3密状態)での報告があまりありません
ね。
ほぼ全員がマスクをして、会話がほと
んどないからでしょうか?
でも、盛夏から秋に大爆発も考えられま
すね。
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