都知事選に山本太郎が立候補を表明した理由・・・
永田町の裏を読む
【転載開始】
■都知事選に山本太郎が立候補を表明
した理由と野党の困惑
公開日:2020/06/18
18日告示の東京都知事選の直前に
なって、れいわ新選組の山本太郎代表
が立候補を表明したことについて、
野党の有力幹部が苦々しげにこう語る。
「このタイミングで出てくるのは、
完全に政治音痴でしょう。立憲・社民
・共産が推す宇都宮健児の足を引っ張
って、小池百合子現知事の再選をより
確実にするだけだというのは、誰が考
えても分かる話。それでも出るという
のは、勝敗はどうあれ、このへんで一度、
世間にアピールしておかないと、れいわ
新選組の組織的・資金的行き詰まりを
打開できないという自己都合だけなんじゃ
ないか」と手厳しい。
ところが、よく聞いてみると、彼の
山本太郎への評価は決して低くなく、
むしろその直感力、行動力を上手に使え
ば、今の政治の停滞を打破する大きな
役割を果たし得るとみている。
「それには、今頃になってではなく最初
から、つまり小池はもちろん宇都宮も立候補
表明する前に、先制的にオール野党の統一
候補として打って出ていればよかったのだ。
それなら、石井妙子の著書『女帝 小池百合子』
が5月末の発売から2週間で15万 部も売れる
という状況で、結構いい勝負に 持ち込めたかも
しれないのに」と残念がる。
山本太郎がそういう出方をする可能性は
あったのか?
「あった。実は、野党結集のまとめ役を
自任する小沢一郎が早くから動いて野党各党
を説き、山本を統一候補として一本化す る
ことでほとんどまとまりつつあった。 ところ
がその段階で、肝心の山本が『れいわ新選組
として出馬するのを野党各党が 応援するとい
うのでなければダメだ』と 言い出して、話が
壊れてしまった」のだと いう。
えっ、どうしてそんなもったいないことを?
「山本はねえ、消費税減税もしくは撤廃を言わ
ないのは野党じゃないというくらいの信念という
か思い込みがあって、そこを薄めるような形で野党
共闘を組むのはイヤ だと」
しかし消費税は国政の課題で、都知事選 の争点に
はならないだろう。
「だから、そこが音痴なんですよ」と 野党幹部。
今回の都知事選の中心争点は、東京五輪 を強行
するのか中止するのか、それを通じてその先、
あくまで明治の富国強兵路線の 延長としての
「大日本」主義を続けるのか、 これを機に「小日本」
主義への文明論的転換 を図るのかという点にある。
山本の立候補がその議論の深化に資すること を、
せめて期待したい。
【転載終了】
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野党統一候補でも、宇都宮さんでは
勝てないのは周知のとおりですね。
唯一、山本太郎氏が野党統一候補で
あれば、可能性はあったでしょう。
いつもネックになるのが、立憲民主党
の枝野代表ですね。
都知事選に消費減税は別物ですが、
この際立憲から減税の言質を取りたいの
が衆院選で共闘するためのものでしょう。
立憲民主党以外は前向きですからね。
まあ、「希望の党」小池代表方式です
かね?
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