実態は総理の慰労会 “国民だまし”に加担するメディアの罪!
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【転載開始】
■実態は総理の慰労会 “国民だまし”に
加担するメディアの罪
公開日:2020/06/24
国会閉幕を受けた6月18日の安倍総理
の会見は、歴史に残るものかもしれない。
新型コロナ対策としての一連の総理会見は、
2月29日を最初に、その後、定期的に
開かれたわけだが、この日、1つの事実が
明らかになった。
この記者会見が儀式であり、演説会である
ことは既に明らかになっていたが、
実はそのレベルにとどまらず、単なる安倍
総理の慰労会だったことが明確 になった
からだ。
そこには暗黙のルールがある。
安倍総理に気持ち良く思いのたけを語って
もらう。 そうでないやりとりはあっては
ならない。
■実態は安倍総理の慰労会
当然、記者会見にあるべき厳しい質問も、
事実を引き出すような問いも出ない。
例えば、その日に逮捕された河井議員夫妻
についても、さらりとは触れる。
それは事実を確認するという作業ではなく、
安倍総理の真摯な姿勢を国民に見せるため
の仕掛けでしかない。
拉致問題についてのNHKの質問も同じ
だ。
総理が拉致被害者の家族と共有した長い
時間を振り返り、「断腸の思いであります」
と語るための仕掛けでしかない。
本気で拉致問題を解決するには日朝関係を
前に進める必要があるわけだが、この政権
がその逆の行動しか取ってこなかったこと
は容易に指摘できる。
北朝鮮との対話を拒否することまで国連で
各国に求めている。
それでどうやって拉致問題を解決できるの
か?
当然出てくる疑問はこの場で出ることは
ない。
ポスト安倍についての質問などは、無上
の喜びを噛みしめながら語っていたのでは
ないか。
この時、質問した記者が口にした候補者
以外にも候補はいると語るなど、
キングメーカーとしての存在感まで示して
いる。
この「慰労会」の決まり事の1つが20分
に及ぶ総理の独演会だ。
ここで安倍総理が最初に思いを語るわけだが、
実は、この中には、事実の検証が必要な内容
が含まれている。
例えば安倍総理は、日本が行ってきた
「クラスター対策」について
「世界の中で注目が集まっています」と話した。
つまりPCR検査を幅広く行わずにクラスター
対策に重点的に振り分けたことを世界が評価
しているということだ。
それは本当なのだろうか?
アメリカ政府が日本でのPCR検査の少なさ
に懸念を示し在日アメリカ人に帰国を促した
ことがあるが、評価したとは聞かない。
事実を言えば、クラスター対策はPCR検査を
拡充できない中での苦肉の策だった。
尾身茂専門家会議副座長は記者会見で、
PCR検査を拡充できない「根深い」問題が
あって、その結果としてクラスター対策を選択
せざるを得なかったと説明している。
もちろん、災い転じて福となすということも
あるだろう。
では、どの「世界」が注目しているのだろうか?
この点を海外のジャーナリストに問い合わせ
ているが、皆、戸惑うばかりだ。
しかし、こうした疑問は「慰労会」の場で語ら
れることはない。
この「慰労会」の主催は官邸記者クラブだ。
つまりメディアが総理をもてなす場ということだ。
もちろん、一部には、まともな記者会見を行った
ジャーナリストはいた。
恐らく、その人は次の「慰労会」には呼ばれない。
【転載終了】
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安倍政権を長期政権にした「主犯」は
マスコミですね。
このレベルの低い人たちは何でしょう?
特に、記者クラブは世界的に有名です。
他国に行っても国内と同じことをしており、
他国記者の顰蹙をかっています。
世界は、日本には「ジャーナリズムはない」
とまで言っています。
安倍政権が終わったら掌返しでしょうか?
次期総理は気の毒のような・・・
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