大手企業ボーナスは6%減経済指数が示す「アラートの夏」!
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【転載開始】
■大手企業ボーナスは6%減
経済指数が示す「アラートの夏」
公開日:2020/06/26
トランプ米大統領は、自身を予測できない
男としているが、金正恩朝鮮労働党委員長も
予測できない男、そして新型コロナウイルス
感染の収束も予測困難とトリプル困難な情勢下
での夏を迎える。
7月1日公表の日銀短観(6月調査)。
大企業の業況判断は、「足元」は3月調査より
悪化したものの、「先行き見通し」は好転。
先に発表された内閣府・財務省の法人企業
景気予測調査(4~6月期)では、
「貴社の景況判断」で、大企業全産業の現状
判断指数はマイナス47・6と、
リーマン・ショック後の2009年1~3月期
マイナス51・3に次ぐ過去2番目の低水準
だった。
政府の6月の月例経済報告では、景気の全体
判断は
「新型コロナウイルス感染症の影響により、極め
て厳しい状況にあるが、下げ止まりつつ ある」。
18年1月以来、2年5カ月ぶりに上方修正され、
先行きは
「補正予算など巨額の財政出動により、極めて厳し
い状況から持ち直しに向かうことが 期待される」と
した。
ただ、景気への影響力の大きい民間設備投資は楽観
できない。
その先行指標たる機械受注(船舶・電力除く)を見る
と4月の受注額は前月比12%減と減少率は18年9月
(16・8%減)以来の 大きさで2カ月連続のマイナス。
基調判断は「足元は弱含んでいる」と6カ月 ぶりに下方
修正された。
国内消費を下支えしてきた訪日外国人。 4月の前年
同月比99・9%減の2900人、 5月も同99・9%減
の1700人と過去 最低を更新。
昨年5月に約76万人だった中国人は今年 30人である。
6月以降も入国制限継続などで99%減なら 影響は大きい。
19年4~6月は約1・3兆円あった訪日 客の宿泊費、
飲食費、買い物、観光など旅行 消費額は、20年はほぼ
ゼロと訪日客の個人 消費は消滅。
そのためか、政府は都道府県境をまたぐ移動を全面的に
解禁、国内の消費喚起に打って出た。
東京五輪のない夏。
環境省と気象庁は7月1日から10月28日 まで関東甲信
の1都8県で熱中症のリスクが 極めて高いときに
「熱中症警戒アラート」を 試行する。
コロナアラート、地震警戒アラートなども鳴り 響くよう
な行楽シーズンを迎える。
経団連は大手企業の夏のボーナスの第1次 集計を公表
したが、19年夏比6%減となった。
学生の夏休み期間は短縮され、「3密」の厳守 という過去
に例のない夏。
政府の給付金とボーナス減の綱引きの個人消費、究極の
リフレッシュは「安・近・短」の自宅 休暇。
景気に楽観は禁物か。
【転載終了】
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甲信は熱中症リスクが高いのですか?
私は汗かきなので、夏場は結構水分
補給する方ですが、今年はマスクが
ネックになりそうで、要注意ですね。
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