相次ぐ教師の陽性・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■相次ぐ教師の陽性・・・
小池知事は市中感染拡大も見て見ぬふり
公開日:2020/06/30
29日、東京都の新型コロナウイルス
の新規感染者は58人となり、4日連続、
50人を上回った。
うち、感染経路不明は24人と4割を
超えた。
小池都知事は、感染経路不明は
「多くない」と強弁しているが、経路
不明は着実に増えている。
このまま放置が続けば、東京は底なし
の市中感染に見舞われる恐れがある。
小池都知事は29日、
「このところの(感染者数の)高止まり
を私も大変気にしております。(感染)
経路が分からない方は、そんなに多くは
ないんですけど、ただ、絶対数はかなり
増えている」と言ってのけた。
しかし、感染経路不明者は半数に達し
ている。
26日は54人中27人 (50%)、
27日も57人中35人 (61%)、
28日は60人中39人 (65%)
だった。
絶対数も経路不明 も増えているのに、
小池都知事は平静 を装い続け、
何の手も打とうとしない。
そもそも、東京アラートを発する基準の
1つは、新規感染者に占める感染経路
不明の割合が50%以上だったはずだ。
■「夜の街」ばかり強調
小池都知事は感染の元凶として、
二言目には「夜の街」をあげている。
確かに、夜の街は、3密での会話やカラオケ
など感染につながる行動をし がちだ。
防疫意識の低い人もいるかもしれない。
だが、「夜の街」だけに注目するのは極めて
危険だ。
ここへきて、都内では学校の先生の感染が
相次いでいる。
■小学校教師の陽性相次ぐ
大田区では26日、区立小学校に勤務する
30代男性教師の陽性が判明。
また、江東区の同じ区立小学校でも同日、
2人の女性教師(ともに50代)の感染が
確認された。
両区によると、発症前の行動履歴からは、
3人の感染経路は分からなかったという。
一般的に教師は、大勢の児童と接触する
ため、人一倍感染防止に気を使って いる
ケースが多い。
大田区は「児童と接触するので、学校の先生
は感染しないように特に注意してい ると思い
ますが」(感染症対策課)と 困惑気味。
江東区は「先生は十分注意しているはずなのに」
(教育委員会庶務課)と頭を 抱えた。
西武学園医学技術専門学校東京校校長の
中原英臣氏(感染症学)が言う。
「意識の高い学校の先生が感染するという
ことは、ある程度、市中感染が広がっ てい
るとみていいでしょう。ところが、 小池知事
は知事選を意識して、失敗を 認めたくないの
か、実態から目をそら し、何の対策も取ろう
としていません。 都民から反発を買っても、
すみやかに 東京アラートを発動し、警戒を
呼び掛け るべきです。対応が1週間遅れる
だけで、 市中感染は深刻化してしまいます」
小池都知事は、東京五輪開催にこだ わり、
コロナ対策が後手に回った。
知事選が終わるまで、市中感染をスルー
するつもりなのか。
【転載終了】
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五輪などと呑気なことを言っていられな
くなるのでは。
9月頃から、本格的に倒産・廃業が発生
してくるとの観測も。
この状況だと、東京がかなり深刻な状況に
なる可能性だってあるかも知れません。
五輪どころか、五輪開催が批判される
事態になってしまうかも。
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