解散総選挙「自民66議席減」の衝撃メモ・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■解散総選挙「自民66議席減」の
衝撃メモ 首相は青ざめた?
公開日:2020/07/03
いま総選挙をすれば66議席減――。
安倍首相が解散・総選挙に打って出る
との観測が広がる中、政府高官の発言
とされるメモが出回り、自民党内に
衝撃が走っている。
メモはこんな内容だ。
「6月下旬に自民党が極秘裏に行った
次期衆院選の情勢調査で、現時点で総選
挙を行った場合、同党は66議席失うと
の結果が出た。この結果を下村選対委員
長が報告すると、安倍首相も青ざめた」
自民党が現有284議席から66議席
減らせば218議席となり、単独過半数
の233を大きく割り込む。
連立を組む公明党の約30議席と合わせ
ても過半数がやっとで、憲法改正の発議
に必要な3分の2(310議席)には
遠く及ばなくなる。
「出回っているメモは数パターンあり、
自民党が65議席減というものや、結果
を聞いた安倍総理が『じゃあ、解散風を
吹かせるか』と言ったという内容のもの
もあった。ここまでの議席減が予想され
ると、解散なんて絶対にダメだという声
が党内で大きくなるでしょう」
(自民党中堅議員)
■解散なんて打てっこない
いずれも出所不明の怪しいメモではあ
るが、いま選挙をやれば、自民党が議席
を大きく減らすことは間違いない。
政治評論家の野上忠興氏が言う。
「自民党が情勢調査をかけたことは事実
のようです。野党が統一候補を立てれば、
66議席減では済まない可能性もある。
とても解散なんて打てる状況ではないと
いうことです。それなのに、秋に解散が
あるように見せているのは、党内を引き
締め、政権の求心力を保つためでしょう。
解散を打てないからこそ、解散風を吹か
せているのです。ただ、風を吹かせ過ぎ
て、すでに走り出している若手議員もい
るので、少しブレーキをかける意味も
あって、あえて議席激減のメモを官邸筋
がバラまいたのではないか。あるいは、
情報戦で野党を撹乱させる目的かもしれ
ません」
2017年の前回選挙から、政権が窮地
に陥るたびに解散風が吹いたものだが、
結局は“やるやる詐欺”に終わっている。
今回の解散風もカラ吹かしなのか。
むしろ、風がやんだ時の方が危ないと警戒
すべきかもしれない。
来年秋までには確実に解散・総選挙が行わ
れる。
野党はいつでも受けて立てる態勢を早く整え
ることだ。
【転載終了】
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都知事選後に野党の方に大きな動き
があるかも知れませんね?
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