治療薬「アビガン」で軽症者の死亡率が上昇か?
情報速報ドットコム
【転載開始】
■治療薬「アビガン」で軽症者の
死亡率が上昇か
薬害オンブズパースン会議が
観察研究の一時中止を提言
2020年7月10日
抗インフルエンザ薬「アビガン」に
ついて、軽症者の死亡率が高まってい
るとして、薬害オンブズパースン会議
が観察研究の新たな患者登録を一時
中止するように要請しました。
薬事日報によると、薬害オンブズ
パースン会議は藤田医大が公表した
アビガン観察研究のアビガン中間報告
で致死率が11.6%に上昇したことを
指摘し、日本国内における致死率と
比べて数倍の水準になっていること
から、「アビガンが有効でない可能性、
さらに有害な可能性を示すもの」と
言及。
アビガンの有用性に疑問を投げ掛け、
一時的に新たな患者登録を中止した
上で、 アビガンの効果を再確認する
必要がある としていました。
アビガンに関しては国内外の専門家
でも意見が割れている状態で、
新型コロナウイルスに対して何処まで
有効なのかよく分かっていません。
薬害オンブズパースン会議はアビガン
の観察研究のやり方に疑問を投げ掛けて
おり、
「厳密なランダム化比較試験の 結果に
よる有効性の証明なしに承認 すべきで
ない」と主張していました。
一時は安倍首相も期待していた治療薬
のアビガンですが、ここに来てその効果
が怪しい感じになってきたと言えるで
しょう。
★【薬害オンブズ会議】観察研究の登録
中止を‐アビガン高致死率に懸念
https://www.yakuji.co.jp/entry80118. html
薬害オンブズパースン会議は、新型コロナ
ウイルスに対して藤田医科大学が実施中の
抗インフルエンザ薬「アビガン」の観察
研究について、軽症者の死亡率が高いと
して、新たな患者登録をいったん中止する
よう求める意見書を公表した。アビガンを
観察研究の枠組みで使用し続けることは
かえって患者の利益を損ねるとし、厳密な
ランダム化比較試験の結果による有効性の
証明なしに承認すべきでないと改めて訴え
た。
★「藤田医科大学アビガン「観察研究」
中間報告における死亡者を踏まえた
意見書 (新型コロナウイルス感染症
に関して)」を提出・公表2020-07-02
http://www.yakugai.gr.jp/topics/topic. php
?id=993
薬害オンブズパースン会議は、 2020年 7月2日、
「藤田医科大学アビガン「観察 研究」中間報告
における死亡者を踏まえ た意見書(新型コロナ
ウイルス感染症に 関して)」を提出・公表しま
した。 これは当会議の5月1日付けの意見書に
続くものです。 要望の趣旨は以下のとおりです。
1 厚生労働省、富士フイルム富山化学 株式
会社、藤田医科大学、国立国際医療 研究センター
は、
(1)藤田医科大学における「ファビ ピラビル
等の抗ウイルス薬が投与され た COVID-19 患者
の背景因子と治療 効果の検討(観察研究)」、
及び国立 国際医療研究センターにおける
「CO VID-19 に関するレジストリ研究」
(共同研究)に参加することを条件と して行わ
れているアビガンの供給、 及び両研究における
アビガン投与患者 の新たな患者登録を一旦中止
すること
(2)藤田医科大学ファビピラビル 観察研究
事務局が公表した中間報告に おいて、アビガン
を投与した患者のう ち、入院約1か月後までの
転帰が死亡 とされている患者(223名、
11.6%) について、アビガン投与と死亡と
の関連 性について精査し、その結果を公表す
る こと
(3)このうち、軽症者における死亡 (42名、
5.1%)については、前項 の精査の結果を待つ
ことなく、その臨床 経過を公表すること
2 厚生労働省は、厳密なランダム化比較 臨床
試験による有効性の証明及び危険性と のバランス
の適切な評価をすることなしに、 アビガンを
新型コロナウイルス感染症の 治療薬として承認し
ないこと
【転載終了】
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富士フイルムの古森会長は安倍首相
のオトモダチだったような?
それで、「アビガン」を推奨して
いたような?
厚労省=非加熱製剤事件を思い出し
ます。
構図は全く同じような気がしますね。
私の父も被害者で今も治療を続けて
います。
現在は肝硬変から肝臓ガンへ進行して
しまいましたが、94歳と高齢なので
ガンの進行は遅いので無治療です。
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