小池都知事が招く感染爆発と医療崩壊!
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■“ゴマカシ説明”連発の小池都知事
が招く感染爆発と医療崩壊
公開日:2020/07/11
10日、都内で新たに243人の
新型コロナウイルス感染者が確認
され、2日連続過去最多を更新した。
午後2時から会見した小池都知事は
最新情報を知りながら、積極的に
情報公開しようとせず、記者から
質問されてようやく「243人」と
口にした。
感染の実態に正面から向き合おうと
しない小池都知事の説明には
ゴマカシがいくつも隠れている。
■夜の街・若者
小池都知事は「夜の街」
を元凶の ように繰り返している。
確かに、10日の感染者のうち110人は
夜の街関連だが、約100人は感染経路
が不明だ。
今や、会社や学校、家庭で感染が広が
り始めている。
それに、20~30代の若者の感染ばかり
を強調しているが、実際には40~50代
の感染もジワジワ増えている。
幅広い場所、年代で市中感染が拡大し
ているのは明らかだ。
■陽性増は検査充実
小池都知事は「1日当たり3000人を
超えるPCR検査が実施されている
ことなどから陽性者が増えている」と
も語っている。
しかし、陽性者急増の理由は、検査の
充実ではない。
感染が拡大しているからだ。
それは陽性率
(検査数に占める陽性者の割合)が
物語る。
5月末ごろの陽性率は1%前後だった
が、7月9日の陽性率は5.8%。
検査数は5月末ごろは1000人程度 だった
が、9日は2445人 (1週間平均)と2.5倍
に増えている。
一般的に検査件数が増えると陽性率は
下がるといわれてきた。
ところが、母数が増えているのに陽性率
が約6倍に跳ね上がっているのだ。
西武学園医学技術専門学校
東京校校長の中原英臣氏(感染症学)
が言う。
「かなり市中感染が広がりつつあるという
ことです。ここで手を打たないと危ない。
ところがきのうから、イベント開催の制限
緩和に踏み切りました。矛盾していますよ」
■医療提供体制
小池都知事はやたらと、医療提供体制
の整備を強調している。
10日も
「要は、いかにして医療崩壊を招くこと
がないようにするのか」と強調していた。
都は、入院病床を1000床確保済みで、 この先、
3000床、4000床の確保計画を 示しているが、
すでに病床は火の車だ。
7月1日の入院者数は280人だったが、
10日時点で487人。
現在、都が確保している1000床はすぐ に
埋まる可能性がある。
軽症者の入院が増えつつあるのだ。
理由は、軽症者の受け入れ先の確保に失敗
したからだ。
都は軽症者を受け入れるため、5つの
ホテルと契約していた。
ところが、このホテルとの契約が切れ、
軽症者を隔離する場所を失い始めている
のだ。
東京都感染症対策課の担当者が言う。
「5つのうち3つが6月末で契約が終了
し、1つが7月末で契約終了します。 残り
1つは9月末までの契約ですが、 かなり
埋まっている。そこで、新たな ホテルの
確保に動いています。16日 までに1つ
メドが立っています」
ギリギリの自転車操業なのだ。
「感染者が日に日に増える中、軽症 の
入院が続けばあっという間に満床にな る
恐れがあります。6月の時点で感染者 数
が減少に向かっていたから契約を終了 さ
せたのでしょうが、せめて2~3の ホテル
は継続して確保しておくべきでし た。都の
対応は理解に苦しみます」 (中原英臣氏)
都知事選に気を取られ、小池都知事は
ホテルの確保を怠ったのか。
感染爆発、医療崩壊はすぐそこだ。
【転載終了】
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>都知事選に気を取られ、
小池都知事はホテルの確保
を怠ったのか。
都知事選に気を取られたという
ことはないと思います。
当選確実は知事も確信しており、
だからほとんど選挙運動はしてい
ません。
それでは、何をしていたのか?
確実に怠慢であり、油断でしょう。
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