児玉龍彦氏の迫力陳述に・・・西村コロナ大臣逃げ腰!
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■児玉龍彦氏の迫力陳述に・・・
西村コロナ大臣タジタジ逃げ腰
公開日:2020/07/17
「東京にエピセンターが発生しており、
今、全力で食い止めないと、ミラノや
ニューヨークの二の舞いになる」――。
16日、参院予算委員会(閉会中審査)
に参考人として出席した東大先端科学
技術研究センター名誉教授の児玉龍彦氏
の陳述に委員会室は静まり返った。
児玉氏は、欧米に比べて東アジアの
感染が抑えられているのは、過去に
アジアの人の間で新型コロナに似た
ウイルスに感染したことで獲得した
「交差免疫」と各国のエピセンター潰し
を挙げた。
エピセンターとは、無症状の感染者が
スプレッダー(感染を広げる人)となり、
感染を増やす震源地のこと。
外来の感染者から特定の集団が感染する
クラスターとは異なる概念だ。
無症状のスプレッダーを封じるには徹底
検査が必要。
1つのエピセンターの制圧には20万件
以上のPCR検査が相場だ。
韓国では宗教団体のエピセンターが発生
すると、一挙に検査体制を整備し、
約20万人の信者にPCR検査を実施した。
シンガポールでは、外国人労働者の寮の
“震源潰し”に30万件の検査を行った。
6月に起こった中国・北京の食品市場の
エピセンターは、22万件の検査で抑え
ようとしているという。
■「東京にエピセンター。来月は目を覆う
ようなことになる」
児玉氏が地方自治体に出向き、ウイルス
のゲノム配列の報告を見ると、武漢や欧米
とは異なる「東京型」「埼玉型」になって
いるという。
児玉氏は大迫力で訴えた。
「総力を挙げて責任者を明確にして、
トップダウンで前向きの対策を直ちに
始める。そうしないと、今日の勢いで
行ったら、来週は大変になります。
来月は目を覆うようなことになります。
交差免疫もある東アジアの日本ならば、
必ずできます」
児玉氏の力説に、西村コロナ担当相は
「私も児玉先生とも一度お話をしたいと
思って連絡をとらせていただいた。以前
からですね。必要なら、尾身先生にお話
を伺っていただければ」と逃げ腰。
「エピセンターと呼ぶかクラスターと
呼ぶかは別としてですね。(略)PCR
検査を無症状の方も含めて、積極的に
拡充していく。この方針で東京都、新宿
区と連携して取り組んでいるところです」
クラスターとの違いを強調する児玉氏
の指摘をみじんも理解していない。
西村コロナ担当相任せでは、
「ウィズ・エピセンター」がずっと続く。
【転載終了】
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西村大臣を責めても無駄なのでは?
決定権は、先に記事にも書きましたが、
官邸の安倍、菅、今井+3だそうですから。
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